となりのサイコパス  その1

こんにちは、CMBOです。

このブログ、入院治療に関する内容は終盤に入ってきましたので、
今後は少しずつ別の話題を書いて行きたいと思います。最初の話は
「サイコパス」に付いて。内容はえらく地味ですが。。。。

「サイコパス」という言葉をご存知でしょうか?神経学者の中野信子さんの
著書に分かりやすく書かれているのですが、要は『感情の一、
特に他者への思いやりや欠如しており、自己中心的。道徳観念・倫理観・
恐怖を感じない』タイプの人間です。要因は遺伝とも幼少期の虐待等も
言われていますが、解明されてはいません。

サイコパスは100人に1人は存在していると言われています。
なかなか結構な比率です。皆さんも「凄い愛想がいいと思っていた人から
とんでもない冷酷な仕打ちを受けた」とか「信用していたのにあまりに
酷い仕打ちで裏切られた」とか「自信を支配下に置きいいようにこき使われた」
というような経験はないでしょうか?

サイコパスは薬で治る精神疾患ではありませんし、また判断基準がむづかしく
部分的にそのような傾向がある場合もあります。なぜサイコパスが発生するのか?
何らかの事情によって脳の中にある「扁桃体」の機能が低下する為そうなる
のだと思われます。

詳しく説明しますと、まず人間が経験・体験した情報はまず脳の海馬という
部分に送られ、それが過去に体験したもの、類似のものか判断します。
そしてその情報は扁桃体に送られ今の状況と過去のデータを比較し、
合致すると判断すれば、過去の経験を元にそれが自分にとって
「快」であるのか「不快」であるのか判断するのです。
そして快ならそれに更に近付こうとする行動をとり、「不快」だと逃げようと
するのです。

動物で例えるとですね、アフリカの草原でシマウマが歩いている最中、
ライオンの姿を見つけたとします。シマウマは以前ライオンから追いかけ回され
喰われかけた記憶を海馬で思い出し、それを「不快」と扁桃体で判断し、
一目散に逃げるという行動を取るのです。

ただし、サイコパスの人は扁桃体の機能が著しく低下しているので、
この「不快」そしてそこからくる「恐怖」を感じる事が出来ないので
いかなる時にも冷静に大胆不敵、どちらが損か特かだけで判断して
行動できるのです。

最近千葉で起きた少4の女の子が虐待されて殺された痛ましい事件。
絶対に許せない犯罪ですが、父親の行なった虐待の内容はサイコパス性が
感じ取られます。怒っている理由はおそらく子供と関係ない事だとは
思うのですが、虐待の内容に感情が全く感じられません。
自分の子供にあそこまで冷酷になれるのは感情が欠落しているとしか思えないのです。

ただ、覚えておいてもらいたいのは、映画とかに出てくるサイコパスの
イメージとして感情抜きで冷静沈着に行動できる一般人より上のランクの
人物と捉えられがちですが、単に脳の一部の機関がうまく
稼働できていない人なのです。

ただし、サイコパスが人類にとって常に有害な存在であったかというと
そういうわけでもないのです。実際、経営者・議員・研究者にはサイコパスが
多いのです。人類初の月面着陸を果たしたアームストロング船長もサイコパス
だったと言われています。

 

そのようなサイコパスですが、私の今までの人生の中でも2、3人いたような
気がします。いや。確実に1人いました。高校〜大学時の友人なのですが、
そこそこ仲がよくそいつを交えていつも4〜5人で行動していました。
関西生まれだったのでギャグセンスに長け、いつもグループの中心にいる男
でしたが、何かこう洒落にならないいたずらをする傾向があったのです。

例えば、「休みの日、私の家に今から遊びに行く、と言って人を1時間近く
待たせておいて結局現れない(本人はギャグのつもり)」「別の私の友人と一緒に
自転車で2人乗りをしていると急な下り坂に差し掛かり、ブレーキの制御が
効かなくなると、運転している友人を突き飛ばして自分は飛び降り無傷、
友人は大木にぶつかって頭が腫れ上がる」なんて事が多々あり、
私は「なんかこいつ相当ヤバい奴だと思っており、
なぜか交流はずっと続いていました。

ただ、大学に入り女遊びを覚えた彼は「事件」を起こしてしまいます。
ナンパした女性と肉体関係を持ち、その時彼女の裸の写真をとったようなのですが、
その後彼女が会うのを拒否すると「写真をばら撒く」と言って脅したのです。
しかしその女性も意のままにはならず、知人に相談し、何やかんやでサイコ男は
その筋の人の事務所に呼び出され、軟禁状態にされ「お前の親父の名前、勤め先、
連絡先を教えろ」と迫られたらしいのです。

彼は答えたのは。。。。。この件には全く関係がない別の知人。
そう、自転車を運転していた男の名前を騙り、その親父と勤務先も知っていたので、
全部そいつになりすましてその筋の追求を乗り切ったのです。
いや、精確には乗り切ったとは言えませんでした。
最終的には司法の手で裁かれます。

 

長くなったので今日はこんなところです。続きは次回に。

それでは、また。

 

 

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