加藤諦三先生について(2)

おはようございます。CMBOです。
今回も加藤諦三先生の話、テレホン人生相談の話からについてです。

私はこの番組のヘビーユーザーですが、「相談」という程の番組でありながら、
相談して解決するする事を望んでいない人が多々おられるようです。
特に女性に多いと思いますが、相談して解決方法を提示してもらうより
共感して貰いたいだけの人。

女性の場合、お喋りをすることによって、問題解決が成されなくてもある程度
ストレスの軽減には役立つ場合もあるのですが、例えば一般家庭での夫婦間の
相談においても、妻から相談を持ちかけられた夫が、論理的かつ簡潔に
チャチャっと結論を出してしまい、妻から「そんなことじゃないの!」
と、なじられる、というのはよくある光景ではないかと思います。

ただ、この番組でそれをやっちゃう人は結構いますね。自分で相談を話すだけ話すんですが、
既に自分の中で答えは出してある。そしてその答えを”権威ある””知名度の高い”
先生からお墨付きを貰うのが目的地なのです。
だから、先生の説明は一切聞いちゃいない。話が終わるとその内容に一切触れずに
「先生もこう思いますよね?」と持論を述べ出すのです。

我々の日常でもよくありますよね?「どうしていいか分からない」と言っていますが、
よくよく話を聞くと「なぜあの人は私の言うこと聞かないのか?」という事を
言いたい人です。そのような人は相談中でも回答者の先生からのそのような
肯定的返事を手ぐすね引いて待っているんですが、話しが違う方向に行きだすと
途端に興味を失って、露骨に生返事になります。

実は人生相談の20%くらいはこのパターンの繰り返しなのですが、頻繁に自身で
聞いているにもかかわらず、自分も同じ事をなぞっていると気づかないんですね。
このパターンになるともんだいのかいけつよりも、原因の根源は相談者にある
と言う事を如何に気付かせるかの攻防が話の焦点に移り変わったりもします。

あと夫婦においての、妻からの相談で、どんなに酷い仕打ちを受けても別れる事が
出来ない、という相談。
この場合、先生の大半は家庭環境の分析から入ります。親が子供に無関心、
もしくは嫌われており家庭内でにいじめの対象になっていた場合です。
こうなると加害者はどうしても「人に嫌われたくない。悪印象を持たれたくない」
という気持ちが最優先してしまうのです。

ですので、夫に依存しているので、嫌われる事が怖くどんな理不尽な要求にも
屈してしまう。そのパターンが多いのです。
もっと言えば、パートナーの事を好きでなくても「この人に嫌われたくない」
事を優先して、言いなりになってしまう場合があります。

そして、逆に人を利用するのを糧として生きる人間はこのような「嫌われたくない人間」
を見分け出し確保する嗅覚が非常に長けているのです。

ここに記したのはほんの一例なのですが、毎回相談する人、相談内容は違うにも関わらず、質問者の傾向、相談内容の概要は一定のパターンに分類できるのが面白いところです。

人々の悩み、辛さは他人には100%は理解してもらえません。ただその悩みというのはお同じような思考パターンで悩みがちです。相談を受けた先生方は皆一律に「最終的に立ち直るのは自分自身」と言われます。長く悩める人々にとっては、その声は少し冷たく聞こえるのかもしれません。

 

でもそれは「見方を変える」「考え方を変える」「本当の自分を受け入れる」事で簡単に実現できる場合もあります。悩める方々は、一度別の悩める人の声を聞き、分析してみる事が自身の解決のヒントにんるのかも知れません。

 

今日はこんなところです。

それでは、また。

#テレホン人生相談

#加藤諦三

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