抗がん治療を他人に説明する事の難しさ

こんばんは、CMBOです。

今日は会社で上司相手に面談をこなして来ました。と言っても特に私側に問題があった訳ではなく、ボーナス査定に向けた全社員の個人面談の一環なのです。ウチの会社のボーナス査定期間は10〜3月と4〜9月。9月度が終了したので今回冬のボーナスに向けての査定なのであります。

と言っても私は6月上旬に復職したばかり。しかも最初の1ヶ月は2週間早退勤務の後3週間は2勤1休のペースでの出社できたので、まともに?働き出したのは7月の末ごろからで、更には体調優先。担当の仕事もようやく最近固まりだしたばかりで業績なんぞ語る材料はありません。一応提出書類は作成しましたが「評価はお任せします」と上司には伝えました。ボーナス支給の対象になるだけでもありがたいのです。

それよりも今日の目標は私の健康状態をしっかり報告する事。あまりそんな機会はないですし。上司には医者から診断を受けた際、入院が決まった際、そして復職の際、少なくとも3回は文書でじっくり説明しているのですが、、、、私の説明が悪いのかなかなかピンと来ていないようです。「だいたい分かった」とは言うのですが、明らかに理解していない。。。。

これはがん患者、更に言えば血液疾患患者のあるあるですよね!私の親友でさえも完全には理解に至らなかったですから、仕事で繋がっているだけの方には相当高いハードルのようです。

そしていざ面談。私は復職時にも提出した担当医の診断書を再度準備し面談に臨みました。

私自身の状態ですが、味覚障害以外の自覚症状はほとんどありません。血液の数値も血小板を除けばほぼ基準値に戻っています。ただし(おそらく)GVHDの影響で肝機能の数値が高く未だ免疫抑制剤を服用中。その為見た目の数字よりも免疫力が低く、まだまだ衛生面にかなり気をつけねばならない状態です。

これを他人にわかりやすく説明するための私の基本的な説明の流れは。。。

移植された骨髄は他人のものである為、まだ私に根付かず、作用が暴走することがある。

特に外部からの有害な菌を攻撃する役目を持つ白血球が間違って自身の臓器を攻撃してしまう。そして肝臓は血液が集中して集まる器官のためその対象になりやすい。

結果肝機能数値が大きく悪化している。その為免疫抑制剤という薬を服用し白血球の機能を抑えている。それ故免疫力は見た目の数値よりも低い。

肝機能数値が落ち着き、免疫抑制剤の服用が終われば大方免疫力は回復している。

この内容で完全とは言えなくとも、何と無くイメージは捉えてくれると思っていたのです。。。。。しかし同時に出した直近の診断書を見た上司の最初の言葉は

「〇〇さん(私)は肝臓の数値が悪いじゃないの。これは肝臓の治療も新たに始めたほうがいいんじゃないの?」。。。。。いや、まさにそれを延々説明してたんですが。。。。(笑)

まあ。結局掘り下げた説明はしませんでしたね。私はまだまだ完全な状態でない、というのは何と無く理解されたようですし。しかし病状を会社に説明するというのは知人相手とは違い、ホント慎重になります。

人の噂とかはどうでもいいのですが、あまりに「あれは避けたい」「これはできない」とかの制限事項を言い出すと、「復職の条件と違うじゃないか」と言われかねませんからね。ただし、診断書にもあるように通常の勤務内での業務内容には特に問題はないですが、私のいる部署はイレギュラーな業務が多いので、「これはヤバイ!」という業務が結構舞い込んで来たりするものなのです。

会社勤めする限りは、この説明の連続なんだろうな。とつくづく思いました。「ながらワーカー」なんて言葉もボツボツ出て来ましたが、これが一般に浸透するのはまだまだ遠いかな〜と感じてしまいました。

しかし、色々な形でがん患者がどのように治療に臨んでいるか?を発信していくことがどこかで世間に浸透するきっかけになるのではないかと思うのです。私も得意の文章力で(←オイオイ!)がん治療を発信していきたいと思っております。

あれだけ辛い抗がん治療に耐えたのですから、タダでは起きたくないですよ。

今日はこんなところです。それではまた。

#骨髄移植

#抗がん治療

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