抗がん治療と遺産分割協議(3)

こんにちは。CMBOです。
今回も私の遺産相続についてです。

行った手順ですが、まず県主催の30分5000円で弁護士が
日替わりで相談してくれるところを訪問。状況を説明すると、
「そこまで込み入っている状況では無いので、まずは3人で
意見のすり合わせを行い、まとまれば司法書士の方にでも
協議書を作成してもらってそれぞれの捺印を貰えば終了。それだったら
司法書士への費用は3万もかからないのでは?」との事でした。

実際請求は2万弱でしたし、担当になった司法書士さんには、
その間電話等で何度も相談に乗っていただきました。弁護士さんに
頼むとどうしても高額になります。司法書士さんでやれる事は
司法書士の先生に頼んだ方が良いように思えます。

私は自宅の近くに事務所を構えている司法書士さんを紹介してもらいました。
そしてまず手をつけねばならなかった事は父の死亡当日の預金残高の確認.証明
です。これには銀行からの証明書を出してもらう必要があります。
父の預金口座は母が所持していましたので、それを借りて先に確認しても
よかったのですが、私がやろうとしていることは手紙にて意思表示をしようと
思っていたので、その方法は取りませんでした。

父は元銀行員ですので、口座はその銀行の口座と郵便貯金の口座しかないのは
分かっていました。但し息子だからと言って銀行窓口にいきなり尋ねて行って
残高証明を出して貰えるわけがありません。確か役所で事前に戸籍謄本と
住民票を発行してもらい、それと一緒に残高証明の依頼書類を提出しました。

父の口座番号は知らなかったのですが、この手続きを踏めば、名前だけで
検索してもらえます。更には同じ銀行内に複数口座があった場合でも
探し出してもらえます。とりあえず父名義預金の残高証明書を2つ
手に入れる事ができました。

一応、証明書発行にかかった経費や交通費はあとでまとめて清算しましたが、
正直自身が金の亡者となって父の遺産をほじくり返しているようで
精神的には結構きつかったですね。能動的に普段行っていない行動に
取り組むのは本当に気疲れしました。当時はドナーさん確定を待ちながら
ビダーザ治療を継続している真っ最中。ビダーザの日は有休を使って
ましたので、治療が終わり次第その活動に精を出していました。

私がそういう生活を送っているというと先生はちょっとビックリされて
いましたね。ビダーザ注射は、打った後気分が悪くなってしまう人も
けっこういるようですから。。。。。
銀行、役所の窓口は土日は空いていなかったのでそうするしか
なかったのです。

書類が揃った段階で、私は協議書の内容作成に取りかかりました。
肝は分配比率です。
まず、不動産は現状の父名義のままとし(母がそのまま住み続ける)、
売却する必要が生じた場合再度3者で協議するとしました。
しかし、そうなった時の分配比率は決める事にしました。

そして預貯金に関しては速やかに分割を行うよう希望しました。
比率は普通に行けば、母2/4、私1/4、弟1/4ですよね?
私は熟孝した上、母の比率はそのままとしましたが、私と弟
の比率は私がかなり多くなるように設定しました。
それは預貯金、不動産両方共です。

正直なところ、不動産はともかくとして、預貯金に関しては
私の比率を大幅に上げたところでそんなに莫大な金額が
入ってくる訳でもないのです。ミドルタイプの中古車が買える程度なんです。
ただ私は「自身の健康が不安定になったから、言いたいことは言わせて
貰いますよ」という意思表示を示したかったのです。

母、私、弟、3人とも自分の考えを示すのが苦手な人間です。というか
自己主張は悪い事、と考えているのです。その事はよくよく分かって
いたので、「自分はこうしたい!」という意見を貫けば2人は正面切って
の反論はしてこないだろうという悪魔的な読みもありました(笑)

私は協議書案を作成して母と弟に郵送。この件の連絡、問い合わせ等は
必ず郵便等の書面かメールで行なうよう依頼しました。
母からはすぐ回答がありました。全て息子達が決めた事に従う、
との事でした。
弟からも程なく回答がありました。色々言いたい事はあるものの同意する、
という内容でした。

実は弟への手紙には母とは別に「何故兄と弟で分配比率をつけたのか」
の理由の文面もつけていたのです。
ホントは「あんたが骨髄提供しないからや!」と入れようかと
思いましたがそうなると説得力がガタ落ちしますので(笑)
弟は関東在住、私は母の実家近くの在住で今後私の家のことに関する
各イベントには私が関わって行かねばならない事、その他、
弟にはちょっと意地悪な内容も盛り込みました。

話は変わるのですが、現在のこの相続制度、個人的にはどうかなと
思う部分があります。まあ、昔のように長男が総取りというのは
ありえませんが、現在の「兄弟は皆均等」というのには違和感があります。
長男だけを優遇しろと言うのではありませんが、ある程度両親の
ケアに常時関わる場合いくらかの比率の変更があってもいいのでは?
とおもいます。

話はもう後少しですが、長くなったので今日はこのくらいで。
う〜〜〜ん、しかしこの回は滅入る話が続くなあ。。。
次回は1回明るい話題を差し込むかも知れません。

それから今週末、妻の実家の鹿児島に里帰りの付き添いで行って来ます。
入院中のお見舞いのお礼を兼ねて。
入院中は「せごどん」を凄く楽しみに見ていたので、その史跡を
見て回りたいと思っています。
これまで、何回も見てはいるんですが、、、

それでは、また。

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