沢田研二・思い切り気障な人生

おはようございます。
今回は趣向を変えて沢田研二さんのお話を。

私は1977年の「勝手にしやがれ」で衝撃を受けて以来かれこれ40年来の
ジュリーファン。アルバムもずっと購入していましたが1992年頃に一時中断。
ファンを辞めたわけではないのですが。CDの入手手段・情報が乏しくなって。。。
以降昔のCDを聞く程度でしたが、2007年の還暦記念コンサートあたりから
再度聞き出すようになりました。

なぜ再び聞くようになったかというと、当時の私は独身で2県隣に住んでいる
今の妻と遠距離恋愛をしておりました。
デート時の往復の際、眠気防止の為ほとんどのシングルの歌詞を宙で覚えている
私は車中でジュリーの一人カラオケを行なって眠気を覚ますのがルーチン
になり、再びジュリーの興味が再燃する中、還暦コンサートが発表されたので
ふただびアルバムを買いだすようになりました。
ただし、直近の政治色の強いアルバムには少々ゲンナリですが。。。

年配の方々はご承知かとは思いますが、沢田研二は60年第後半〜80年代前半の
芸能界。歌謡界を席巻したスーパースター。
一定の年齢以上の方なら「勝手にしやがれ」「危険なふたり」「サムライ」
「ダーリング」「カサブランカダンディ」「TOKIO」「ストリッパー」等の
歌詞・コスチュームは容易に思い出せると思います。

そんなジュリーですが、80年代半ばから新興勢力のミュージシャンや自身の
離婚問題でセルースが低迷。徐々にテレビで見ることが少なくなり、
「昔の歌を歌ってほしい」というリクエストには応じなくなり、更に露出が
減りました。そして全盛時のハデハデ路線も本意ではなかったようで、
90年代にナベプロを独立。徐々にセルフプロデュースのアルバム制作を
活動の中心とするようになり、一見表舞台からは消えたかのようにみえました。

確かに一時期コンサートの集客も苦しんだ時期もありましたが、副業・バラエティ
に安易に手を染めずひたすらコンサートに全力を注ぐその姿勢に、人気も再興、
過剰供給で集客に苦しむ他の懐メロ歌手を尻目に地方都市でも軽く2000人を
導員する息の長いアーティストになっております。

ジュリーのコンサートの特徴といえば、とにかく自分の好みの曲しか
歌ってくれないこと。そこそこヒットした「OH!ギャル」なんぞは
「一番大嫌いな曲!」と明言しており20年近くコンサートで歌っておりません。
昔のヒット曲がセトリに入る比率は計25曲中4曲くらいで、友達と一緒に
行ったが知らない曲ばかり歌ってつまらなかった、という声はよく聞きます。
特に最近は毎年政治色の強い曲を決まって4曲(原発がど〜たらこ〜たら)
出しており、ちょっとそ引いているファンも多いのではないでしょうか?

さて、これからが私の書きたい部分です。
ご承知かと思いますが、昨年さいたまスーパーアリーナでの公園をドタキャン
する事件が起こりました。そして先週土曜からツアー最終の武道館3連続公園。
マスコミでは「大量の招待券がばらまかれて無理やり館内を埋めている」
などと書かれています。私の全体的な感想としては「まぁ、沢田さんらしいなあ」
と行ったとこでしょうか。

この状況の面白いところは、基本ジュリーのファンというのは、大半が高齢女性で
多くの人が「ジュリーのやることは全て受け入れる」という思考であり、
「ジュリーの元気な姿が見れればそれでいい」と考えている人が多い事。
それに対し、普段ジュリーには全然興味がないであろう業界関係者・ネット民が
ジュリーの行動の非常識性を非難しているという噛み合ってない構造にあります。
私としては、埼玉の件については、あれだけマスコミ嫌いで、自分の好きな事だけを
長年やってきたジュリーがマスコミの前で頭を下げたというだけで大事件であり
それで十分決着した、という想いです。
チケット代・交通費が無駄になった人の心情は無視しちゃってますが。

ただしただし、ジュリーについて「悪いことは悪い!」と言いたい私ような
ファンもいると思うんです。今回の騒動でそれは黙殺されちゃってます。
一昨年のデビュー50周年記念コンサートは感動的なものでした。
シングルカットした曲だけを50曲ピックアップし、その1番だけ歌うというものです。
これだと初見のお客さんでも馴染みのある曲ばかりで馴染めたのではないかと思います。

私は骨髄異形成症候群の進行が発覚し、2週間の抗がん治療による退院直後の
参戦。担当医には秘密でした(笑)
ジュリーの通常のMCは関西人らしく、ジョークを織り交ぜた楽しいものなのですが、
この時はエンディングの際、「皆さん、いつでもお元気でいてください!
お体に気をつけてまた会いましょう!」と何度も何度も頭を下げてくれたのです。
私は自身の状況を考えると涙が止まらなくなり、本当にきて良かったと思いました。

そしてその際。「来年は古希記念のコンサートだからド派手にやる!」と
行っていました。翌年ツアー日程が発表されると武道館・大阪城・横アリと
大会場の連続で相当な内容であることを感じさせました。
しかし、ツアー初日の情報では、バックは苦楽を共にした柴山和彦さん
1人だけ、ジュリーとギター1本で全国を回る模様です。
これはジュリーが長年温めていた企画らしく、それはそれで意義のあることだと
思います。音響の物足りなさは残りますが、生声はじっくり聴ける訳ですから。
ただ、小規模なツアーでやるべきだといまでも思っています。

しかし、他の色々情報からも「次のコンサートは派手だ」という情報が
駆け巡っており、ツアー日程を判断しても集大成的に今までとは
別なことをやる、という期待が膨らんでしまいました。
しかしふたを開けると、このような状況であり、おなじみの曲も「カサブランカ
ダンディ」と「ヤマトより愛を込めて」くらい、反戦歌も6曲入っているので
それを聞いた際は相当がっくりしました。

結局、今年のツアー観戦は見送ったのですが、間も無く埼玉事件。
「ジュリー全面擁護派」と「最近のジュリーは知らないけどこれはダメだろ」派
に意見が2分されてしまった感があり、イライラした私はTwitterで
「こんな事は事前に十分予想された事!詐欺行為だ!」と暴論を吐いて
しまいました。結果かなり叩かれましたね。
「お前なんか沢田研二のコンサートに1回も行ったことないだろう」とか

確かに詐欺は言い過ぎたなと反省しております。
しかし、あくまで自分のやりたいことを貫くジュリーに対し、
それを認めつつも、もう少しどうにかならないのかという意見を
表明する場がないのはなかなか辛いのです。
私だって長年おファンなんですから。
他の大物ミュージシャンもきてくれたお客さんのためには
色々サービス、サプライズを行なっているようですし、
ジュリーのコンサートでは演者と聞く側の気持ちが直でつながる一体感が
欠けているな〜と思ったりするのです。

ジュリーが表現したものは全て疑問を抱かず受け入れる、、、、
それもファンのあり方の一つかもしれませんが、苦言を呈する
ファンの声を少しは聞いてほしいと思います。
また、よく言われるのが「それならば聞かなければいい」という言葉ですが
それもどうかと。。。。
今回の騒動、もうちょっと多角的な意見があってもや買ったかなと思います。

さて今日の武道館はどうなるのでしょうか?
色々好き勝手なことを言いましたが、今後も沢田研二さんの
ご健闘を祈っております。
そして、沢田様・関係者みなさま、ちょっとだけでも色々な
ファンの声に耳を傾けてもらえないでしょうか?
数々の素晴らしい名曲が(私的にはノクターン・バイバイジェラシー、どうして朝
、世紀末ブルース、レッドサマー、等々)埋もれたままになっております。

どうぞよろしくお願いします。

今日はこんなところです。

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