移植後10ヶ月で職場復帰

こんにちは。CMBOです。
昨日約1年半ぶりに勤務先の本社を訪問しました。
関係者と復職に向けての話し合いをする為です。
入院前は倉庫勤務だったので本社にはずっと顔を出しておらず、
流石に緊張して前夜は寝る事が出来ませんでした。

これまた2年ぶりくらいにスーツを身につけて(体重が以前より30キロ
落ちたので新調してこの日が初下ろし)愛車で久々に会社の駐車場に
入りました。
どんな感じで建物に入って行こうかな〜、と前夜から色々なパターンを
考えていたのですが、結局決めきれずややドアの前で躊躇していたのですが、
ふと見ると会長の車&お姿が!

緊張は一層深まりましたが、「会長に最初の挨拶をしてそれから後に
ついて行けばいいんだ!」と不届きながら思い直して声をお掛けしました。
会長はもう70代半ばですが、私が入社した時の社長です。中途で入社し
右も左もわからぬ私をとても可愛がって頂きました。数年前に
会長に退きましたが、会長としてほぼ毎日出社され社員を見守って
いただいています。

車から降りようとする会長に
「ご無沙汰しております!休職しておりました●●部の◎◎です!」
とお声かけしたのですが、会長の顔には明らかに「誰だ?このオッさんは?」
という困惑の表情が見えましたが、説明を重ねるにつれ私の事を
思い出してもらえました。
会長は今は大変お元気なのですが、以前大病を患われながらも
それを克服したと聞いており、最初にお会いできたのが会長だったと
いうのはなんだか感慨深いものがありました。

会長の後に続いて会社のドアを潜りました。ドアのすぐ前には人事部が
あるのですが、会長が『◎◎君が久し振りに来とるよ〜』と人事部に
一声かけてくれました。人事部はそこそこ顔見知りの人がいるので
「◎◎さんじゃないですか〜!いや〜〜痩せましたね〜!」
と想定通りの反応。ここでプレッシャーの半分くらいから解放されました。

車もありませんし、社長はご不在のようでした。
でも会長に最初にご挨拶できたのは嬉しかったですし、
これもまた私のひとつの運じゃないかと思いました。
会長、ありがとうございました。

その後待合室で待機していると上司の部長が現れ1年ぶりに対面、
定期的にメールのやり取りをしていましたが、やはり私の風貌には
驚いていました。
しかしつくづく感じたのですが、血液疾患という病気を簡潔にかつ
詳しく説明するのは本当に難しい。私の説明が上手くないのもあるでしょうが。

ポイントとしては
①移植は成功。秋には退院していたが、新しい骨髄がまだ身体に
完全に定着していないので様々な副作用が起きた。
②抗がん治療、抗がん剤の影響で様々な副作用が起きている。
③完治ではなく寛解状態(病状が落ち着いている)。再発がない訳ではない。
という点に絞って説明するのがベストかと思うのですが、
都度都度報告してきた上司でさえ内容がごっちゃになっちゃうようです。

上司が来る前に、私はトイレに入り用をたしていました。
そうすると、まあまあ顔見知りの同僚が横に立ちました。
私はガンで休職していて近々復職する事を説明したのですが、
彼は『へ〜、そうなんですね。大変だったですね。でも良くなって
よかったですね。』との返事。私は愛想笑いでしか返せませんでした。
ただもうこれは仕方ないです。彼の反応は普通、というか
有難い声かけでしょう。1人1人に全てを理解して貰おうなんて
無理なのですから。。。。。

そして、産業医・人事部課長・上司の部長を交えての面談。
産業医の先生は私の診断書および直近の血液検査結果に目を通して、
復職可能と明言してくれました。
ただし、最初の1週間は半日勤務。最初の1ヶ月は残業は無し、
との指示です。これに付け加え、私の希望として最初の1ヶ月は
2日来て1日休むスケジュールを組んでもらえないかと要請しました。
私の部はキッチリと曜日の休みが決まっている訳ではないのです、
ある程度期間限定ならその変則日程は可能と思ったからです。

ただ、産業医の先生が私の職場環境に懸念を示しました。
私の勤務場所は倉庫だからです。
といっても一日中倉庫で荷物を運んでいるという訳ではなく、
作業をしているのは委託業者。私の仕事は。。。。。ちょっと
表現が難しいのですが、業者の見張り役兼なかなか業者が手につかない
業務を代わりにやってあげる、というイメージの仕事です。

ただ作業場、および机は倉庫の中にあり、非常に暑い環境です。
クーラーはあるのですが、倉庫用のものではなく効きが悪く
追加で送風機をまわしている状況です。
産業医さんはこの環境をもう少し整え、休憩勤務日程のマニュアル
を作ってもらう必要があると指摘しました。

https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000505935.pdf

ちなみに現在厚生省で上のような「クールワークキャンペーン」という
取り組みが行われおり、それをベースにして欲しいという指摘でした。
私に熱中症対策を心配されているのです。

どうも私の会社は病気等で長期休職した社員に復職マニュアル的な
ものは無いように感じられました。
社員はパートさんを含めて1000人以上いるのですが。。。。。
ちょっとそれを確認するのも憚られる感じでした。

という事で、私の職場環境を整える準備をするため、時間が必要。
私の出勤は6月4日からとなりました。それまで待機です。
実際には昨日の結果について社長の承認を頂いてから最終決定となります。
結局、話し合いは1時間強。部の同僚や仲の良かった社員は皆休みか
外出中だったので、終了後早々に会社を後にしました。
暑さもあったので、やはり大変な疲労感でしたね。
「モロ病人」というイメージは持ってもらいたく無いから気を
張りっぱなしでしたし。。。。。

その後実家に寄り、仏壇に復職の報告を済ませて自宅に戻りました。
出社前に40過ぎに白血病で亡くなられたY叔母さんのお墓にも
お参りにいかねばとおもっています。入院前「叔母さんの分まで
生き延びる!」と誓って移植に臨みましたから第一次報告です。

昨日の話はこんなところですね。
ただ勤務復帰したとしても、自分自身としては闘病に第二ステージ
突入と捉えています。どこかで無理をしなければいけない局面が
来るかも知れません。
今はとても体調はいいのですが、急に悪化するかも知れません。

とにかく自分のやりたい事をやって悔いなき人生を送りたいと思っています。
やりたい事は判明しましたので。

今日はこんなところです。
それでは、また。

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