(20) 放射線照射と抗がん治療 

こんばんは。早速放射線照射その他の治療についてです。

入院1週間目に放射線照射についての説明を受けました。
契約書にもサインしました。そう言えばこの病気の治療にあたって、
何枚もの契約書にサインをしたことか、、、内容に不服があったわけでは
ないのですが、サインしないと治療が前に進まないのですから虚しい
サインでしたね。

内容としては、量はかなり軽いものだとは事前に聞かされていました。
具体的には合計1回(約1時間)を総線量2グレイ。説明の際照射の位置を
確認しました。
副作用として考えられるのは ※可能性が強い順に
(1)全身倦怠感・食欲不振・吐き気→吐き気はありませんでしたが、前者2つは有
(2)放射線肺炎 →なし
(3)脱毛(稀に永久) →全部抜けた後だんだん生えて来た。
(4)白内障 →今の所なし
(5)発癌  →今の所なし
との事でした。

同時に点滴による抗がん治療も照射の前に開始されることになりました。
放射線照射と抗がん剤投与で移植前に白血球をほぼゼロにしてしまい、
新たな骨髄を迎え入れる訳です。
担当医からは、放射線照射より投薬の方が強い副作用が出るだろうと
言われました。

日程的には、フルダラという薬を30分、ブスルフェクスという薬の点滴注入
を3時間、計5日間連続で続けました。目的は抗腫瘍効果です。
そして移植後はメントレキセートという免疫抑制剤を30分計4日間。
そしてプログラフという免疫抑制剤を24時間!点滴を続けました。

免疫抑制剤とは、、、説明が難しいのですが、移植後は白血球が
新しい体に慣れず自身の体を攻撃してしまうのでその動きを抑制させる薬です。
ですので、本来期待される白血球の造成をも抑制してしまうのです。
攻撃が収まる状況を確認しつつこの量を減らします。
体への副作用か?白血球の造成か?をバランスを取りながら調整する訳です。
ちなみに移植6ヶ月を経過した今も、錠剤となり量も減りましたが未だに
服用しています。

プログラフ点滴は24時間付けっ放しという訳ではありません。
シャワーの時は一時外しますし、まだ輸血も必要、その内食事も満足に
取れなくなりましたので点滴による栄養補給も行いました。
ですので、一時は写真のように点滴台に3つも袋を下げ、最高2本の
同時点滴が可能なので常になんらかの点滴を行っている状況でした。

就寝後は台の下の方にある白い自動点滴注入器?が作動しているかどうか
赤いランプを確認しに部屋に来ます。夜中眠れなくて眼が覚めると
赤い点が光っているので、猿でもいるのかとびっくりした事もありました。

ただ、そうなってくるのは移植後の話で、まずは放射線照射。
照射中DVDの資料も可能という事で、私は大ファンである沢田研二さんの
デビュー20周年記念ドームコンサートのビデオを持ち込み流してもらいました。
処置の感想ですが、放射線については痛いとか違和感はなかったのですが、
照射する部分が予定とずれないように、一旦ベッドに寝た上で、毛布を丸めた
ようなものを横寝している状態のサイドに固められ動きが全く取れなくなった
ので、終了後はその疲労感がドッと襲って来ました。

後、メガネを外していたので、DVDがよく見えるようモニターの位置を
かなり前にしてもらっていたのですが、どうやら前すぎたようで(笑)
顔から30cmくらいのところでずっとジュリーの顔を見続けることになり
それも少し調子を悪くしました。(沢田さん、ごめんんさい!)

とりあえず、放射線照射は無事終了。その夜も特に変化なく眠れました。
次の週はいよいよ移植です。

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