(29)骨髄生着!移植後約17日目!

こんにちは。今回は骨髄生着の瞬間の話です。

体調不良は相変わらずでしたが、血液検査の数値は日を追うごとに
上昇して行きました。下は前回の続きの結果です。

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血小板はまだまだですが、白血球は上昇の兆しがみられました。
ただし、私はあまり意識していなかったのですが、担当医は好中球の数字を
重要視していたようです。好中球とは白血球の中にある、体内に侵入した細菌
などの異物を食べ、消化処分する物質で、まさに免疫力の大きなポイントに
なるものです。
検査表をみるとある時期まで測定不能だったものが急に基準値内になっている
のがわかりました。

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翌日の数値。血小板以外はさらに上昇。
完全に入院前の数値まで戻しています。
担当医からは「僕の予想としては明後日にはチーフから生着の判定が出ますよ!」
と言ってもらえました。

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その翌日の数字です。白血球は一気に基準値まで上がりました。
ここまで上がるかとびっくりですが、看護師さんからは「白血球を増やす薬
を打っているので、本当の数値ではない」とは言われていました。
しかし、生着は目の前!薬や点滴の量もこの時期徐々に減って言ったのを
覚えています。

そしていよいよ次の日。

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白血球がえらい数字になっていますが、、、、昼にはチーフと担当医がこの結果
を持ってきて「生着ですね」と声をかけてくれました。
目標よりはちょっと時間がかかって約17日目ですが、まあ、早い方であった
のではないでしょうか?とりあえず妻にすぐLINE。焼き菓子を差し入れに
買ってきてもらいささやかな「生着記念パーティー」を行いました。

確かに嬉しかったのは嬉しかったです。大きな山を乗り越えた!という
感触がありましたから。ただ、この頃になると私の周囲でいろいろな
辛い状況が起こり始めていましたから、人ごとではなく、あくまで通過点なのだという改めて引き締めようという気持ちが強かったですね。この件は次回書きます。

担当医から今後の方針として、如何に免疫抑制剤を少なくしていくかが
ポイントと言われました。
では具体的にどうすれば良いかが重要なのですが、今まで通りストイックな
生活を送り、血液検査の結果を見ながら免疫抑制剤を減らしていき、
当面の目標はその注入方法を点滴から投薬に変えること。24時間点滴しなくて
良いような状況になることです。つまりはカテーテルの除去を意味します。

本来、免疫力が下がっているのに「免疫抑制剤」なる薬を飲むのは意味不明に
思えるかもしれませんが、免疫力をあげることも大事ですが、それ以上に
移植した骨髄が新しい身体に慣れず自身の体の臓器を攻撃してしまうGVHDが
怖いので、その動きを抑制させようとするものです。
個人的見解ですが、移植後の生存率の低さ(50%を切る)はこのGVHDが
重篤化するものだと考えています。

ただしかし、これによりある程度退院が視野に入ってきました。
私は9月の連休の20日前には退院したいことを宣言!担当医は「なるほど」
と言って笑っていましたが、私としてはこれまでの経過からなんとか
いけるのではないかという予感がありました。

今日はこんなところです。

それではまた。

 

 

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