こんにちは。CMBOです。
早速ですが、今回はガン発生の原因、そして原因について私が考えた事を
色々書いてみたいと思います。
恐縮ですが、私が罹患している血液疾患についてポイントを
絞って書きたいと思います。
医学的にはガンの原因は完全に解明されていないようです。
しかし最近の研究結果では多段階的の遺伝子異常を経て発生すると
理解されているようです。ガン細胞は遺伝子に傷がつきその結果
計画細胞死が起きず死ににくくなった細胞のようです。
遺伝子を傷つけるものは結構あって、
代表的なものはタバコに含まれる肺ガン物質です。
では、白血病等血液疾患に限ればその原因はなんであるのか。
どの先生に聞いても「解明されていない」という回答なのですが、
私が思う限り、大方が遺伝だろうなという見解です。
私が罹患している骨髄異形成症候群(MDS)という病気は日本国内
の患者は約9000人。
その中で私と私の叔父が現在その病気にかかり治療中なのです。
更に言えば、私の父は6人兄弟なのですが、叔母も40歳の頃
白血病で亡くなっており、その母も長年貧血に苦しみ70前に
亡くなっています。(詳細は分かりません)
この確率でいえばやはり遺伝の要素が大きいと考えざるを得ません。
ただ、これがなかなか認定されないというのは倫理的な面も
大きいのかなと思ってしまいます。
実は私はこの病気の症状が悪化し、移植手術が必要になった時、まず実の弟に
移植を依頼したのですが、最終的に血液検査も断られてしまったのです。
まあ、弟にも色々事情があったようですが、その時の悔しさは忘れる事が出来ません。
勿論兄弟でも白血球の型が一致する確率は1/4ですから、
それが違っていたのならすっぱり諦めることもできます。
もっと言えば、血液検査を行なった上で、合致が確認され、
それを踏まえて断るのあればこれはこれで腹を括って自分の気持ちを貫いたと
納得できる部分もあったのですが、検査もおこなってくれなかったのは
本当にがっかりしました。
その後、骨髄バンクに登録し、ドナーさんの確定を待つことになるのですが、
時間が1年近くかかったこともあり、恨みを感じたこともありました。
勿論、弟が移植に協力しなければならない義務は無いわけですが。。。
何となく思うのですが、私は元々あった血液疾患の「素材」的なものが、
前に書きました人間関係の
トラブルでガン細胞を開花させてしまったように思えてならないのです。
ただ、時間が経つうちに「弟も辛いだろうな」と思い始めてきました。
というのも、私たち夫婦には子供はいないのですが、弟にはとても
可愛がっている子供がいるのです。私の家系の状況を考えれば、弟の子供さんが
何らかの血液疾患に罹患してしまう可能性はそこそこありそうな事に
気づくだろうなと思ったからです。
そして、弟の奥様にはまさかこの遺伝の話は打ち明けてはいないでしょうが、
事態が悪い方向に行った時、奥様及びその実家の方々はどんな反応をとるのか。。。
彼ならそこまで想像して、今後辛い日々を送るのかな?と思いました。
更には、私の親戚筋の方々にも関係があります。今回私が
お話ししている話は全て父方の親戚の話なのですが
移植入院することになって依頼は、父方、母方両方の親戚から
暖かい励ましのお言葉、お見舞金を頂きました。
ただし、父方の親戚の言葉は、何というか、色々な気持ちを
押し込んだ響きが感じられました。
叔父叔母の横の世代はもう気にしても仕方ないと思うのかも知れませんが、
その下の私の横の世代、更にその下の世代は、私の状況をどんな
気持ちで受け取るのか。。。ピンと来た人は血液疾患の家系だと思うはずです。
私は若くして亡くなった叔母や祖母について、もう少し詳しく
知りたいのですが、何となく父方の親戚はあまり詳しく話したがら
ないように思えます。やはりいろいろな感情があるように思えます。
私の邪推かも知れませんが。。。。
がんの全てが遺伝が要因であるとは私も思いませんが、いわゆる
「ガン家系」といわれるような血筋がります。
大きなお世話かもしれませんが、私自身がガンにかかって依頼、
看病する下の世代の方も複雑な感情で取り組んでいるのではないか?
そう考えるようになりました。
ただ、私がどうこう分析してもどうなるものではないですね。
月並みですが、1日も早くあらゆるガンの特効薬が開発される事を
祈っています。
今日はこんなところです。
それではまた。
#ガン原因
#抗がん治療