テレホン人生相談検証 2019年9月12日放送分 発達障害のお子さんの教育

こんにちは、CMBOです。

今回はテレホン人生相談の検証シリーズの2回目を書いてみたいと思います。今年9月12日放送分の子供の教育に関する相談です。

内容

相談者は48歳のお母様。旦那様は43歳。お子様は11歳の女の子と8歳の小学3年生の男の子がいる。長女は知的障害があり支援学級に通っている。長男は普通級だが2年生の時に発達検査を行ったところ知能指数的には普通級と支援級の境目であり微妙な状況。

今回はこの長男に関する相談。言葉の理解は普通であるが、ワーキングメモリー(自分の行動を起こす際に情報を保持する能力。2階に衣類を取りに行く際、どこそこの部屋のどの衣装だなの何番目の引き出し、、、というような情報を覚えている能力。)が低く苦労している。

お母様が一番相談したいのは、この長男に向上心が見えない事。サッカーに興味を持ったようなので習わせているが、自分勝手にボールを蹴っているだけで教えを守ろうとしない。サッカーの本を買ってきて一緒に読もうとしても興味を持ってくれない

試合や選手やプレーの技術にも興味を持たない。自分としてはサッカーをきっかけにもっと文字が読めるようになるとか成長の糧としてもらいたいのだが、どうしたら向上心を持って貰えるか?という相談。

私の見解

発達障害のお子様の教育は本当に大変だと思います。人知れぬ苦労が幾つもあると思いますので安易な批判はするべきでないかも知れないのですが、このお母さんの方向性には色々と疑問を感じてしまい口を挟まずには居られないのです。

まず、このお母さんの発言内容についてですが自己主張が強過ぎるなと感じるのです。自分の考えを述べる時には、相手から質問が入っても遮ってそのまま話を続けて押し切ってしまうシーンが目立ちます。また大原先生からのアドバイスに対しても自分の考えにそぐわないものであると大いに落胆している雰囲気が感じ取れるのです。

この番組で非常に良くあるシーンなのですが、「専門家から的確なアドバイスを受けたい」と言うよりは「自分の考えに共感してもらいたい」「有名な専門家から自分の考えに対してお墨付きを貰いたい」という要望が本音のように思えるのです。

また、サッカーの件ですが、通常のお子さんでもまだ8歳であればスポーツをやるにしてもまだまだ遊びの延長の段階。この段階でチームに所属させて勝敗論を叩き込ませようとさせる親御さんはよくいらっしゃいますが、結局それは親の夢を子供に託しているだけ。

子供は「自分の事を思ってくれている親の期待を裏切ってはいけない」という使命感からスポーツに取り組み、そこにはその競技が好きか嫌いか?を思う前に体を動かしているパターンが多いのです。そしてこのお母様もまた、“使命感”から子供その方向に誘導しようとしているように見えます。そもそも子供がどこまでサッカーに興味を持っているか見えてこない。

あまりにも指摘ばかりするのは気が引けるのですが、このお母様は結構頭も良さそうですし、再三英語のワードを駆使して柴田理恵さんにその意味を聞き直すシーンが繰り返されるのを聞くとかなりプライドが高いのだろうなあと思ってしまうのです。そして自分の力で“正しい方向に向かわせたい”という思い。。。

更には、私の勝手な深読みですが、この相談には夫の話がほとんど出てきません。もう少し夫が何を考えているかが出てきてもいい気がします。夫は年下で5歳差とやや年齢差があります。その状況だと旦那さんは”妻”ではなく“母”を求めて結婚したのかなとどうしても思ってしまいます。

発達障害をもつお子さんの教育は大変だと思います。本当に。ただし私が感じる限りでは、知能の問題は別とした場合、発達障害の症状はそこまで極端ではないように感じるのです。自閉症スペクトラムの傾向は少し感じられますが。。。

お母様が「普通の同級生に早く追いつきたい」という気持ちは痛いほどわかりますが、この年齢であるならもう少しお子様には長い目で接してあげられないかなと思うのです。発達障害のお子さんは時として感性(音感や触感、そして観察力)については、同じ年代のお子様と比較すると飛び抜けて鋭敏であったりする事もあるのです。いわば一般常識と表裏一体の才能です。

発達障害について知識が広がってくると、スポーツ選手、芸術家、歌手、お笑い芸人等の職業については特に発達障害ではないかと思われる人たちが多いものだと痛感するのです。あまり声を大にしては言えないのでしょうが、芸人さんなんかはスカウトする方が狙って採用してとしか思えないのです。

例に出して申し訳ないですが、もはや国民的お笑い芸人のDさん(限局性学習障害の傾向を一時番組のテーマにされイジられていました。)、卓越した音感を持つM、そして昨年末からコンビで大ブレイクしたSさんは自分の番組で折り紙が折れない事を暴露させられていました。(折り紙が折れないのは発達障害のよくある症状です。)

いずれも某テレビ局の特定のプロデューサーの方が頻繁にテーマに持ってくることが多いので色々と勘ぐってはしまうのですが、それでも彼等が人々が振り向かざるを得ないような独特の感性を持っているのは間違いないのです。

話が大きく逸れてしまったのですが、このお母様。出来ればもう少しノンビリと構えて頂けないかなあと思う次第です。お子様はお母様を越えた存在になるかも知れないのですから。

今日はこんなところです。それでは、また。

#テレホン人生相談

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