佐賀プロレス観戦記 藤波辰巳!前田日明!サガン虎!(その1)

こんにちは、CMBOです。今回はプロレスファン向けネタです。

今週日曜(2月10日)佐賀県鳥栖市で行われた差がプロレス主催のプロレス&トークショーに行ってまいりました。目玉はアイキャッチ画像にもあります藤波辰巳と前田日明のトークショー。東京でのイベントでも中々実現しないであろうマット界巨頭の組み合わせ。大会終了後の最前列席購入者限定での撮影会での写真です。藤浪選手もアキラ兄さんも還暦過ぎてまだまだ若い!

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イベントですが、動画撮影は厳禁でしたが写真はOKのようでみんな撮影しまくってました。ただし私の席はどうも「正面」とは反対側だったようで、あまりいいショットは撮れなかったのですが。。。佐賀プロレスというのは私もこのイベントで初めて知ったのですが、佐賀を中心に活動する地域密着のローカル団体。こういうと規模の小さい同人誌的な仲間内だけで楽しむ団体を予想してしまいますが、全く違いました。

というか正直なところ、私はこのいわゆる「インディープロレス団体」に大きな偏見を持っていました。新日本プロレスや全日本プロレスというメジャー団体に入門できなかった人達が夢をコンパクト化して実現するために、グダグダな内容でも傷を舐め合って細々やっているイメージ。2000年頃までは確かにそういうものの方が主体のように思えたので、その固定観念のままだったのです。

約10年ぶりのプロレス観戦でしたが、この大会に出場したレスラーの皆さんは技術のみならず、「お客さんにトコトン楽しんでもらおう」という意識がすごく伝わってくる「プロ」の集団でした。私は上から目線で観戦しようとしてた姿勢を大いに恥じました。3試合&トークショーでしたが本当に楽しいイベントでした。

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まず試合前、セコンドの方の協力を得て。「プロレスとはどんなものなのか?」模範演技のようなものが行われました。「一方の選手の両肩がマットにつき、レフリーが3カウント数えたら試合終了」とか「技をかけられて、相手の腕がマットを手でポンポン叩けばギブアップの意思表示」とかのプロレsの基本ムーブです。館内(約200人)はプロレス初観戦と見受けられる方もいらっしゃいましたので、これは親切な説明だったと思います。

ちなみに左の女性は進行の富山リングアナ。大変な美人の上、超パワフルな迫力のある発声!私、渡辺真知子さんとか、大黒摩季さんとか、渡辺美里さんとか腹の底から大きな声が出せる女性って大好きなんですよね(ヤラシイ意味ではない)。

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さて、第一試合。3対3の6人タッグです。左側の黒コスチューム3人は悪どいファイト中心のヒール選手。右3人は空中殺法を中心とする正統派ベビーフェイスの3人です。彼らの駆虫殺法は淀みのない鮮やかなものでメジャーのそれと引けを取りません。しかしそれよりも何よりも6人全員が、まず前に行われた「プロレスの説明」を踏まえて一帯今何が起きているか分かりやすいような試合展開を行っていた事です。

例えばヒールサイドが相手の1人を3人がかりで攻撃し、そのうち一人が止めに入ってきたレフリーを牽制、何のかんのと難癖をつけヒールサイドの攻撃を長引かせ正統派サイドの怒りを煽る、というプロレスの基本ムーブがあるのですが、それをまたさりげなく前振りをしながらうまく盛り込んで観客のボルテージを上げていました。

試合は鮮やかな宮中殺法の連発でベビーフェイス側の勝利。館内は程よくあたたまってきます。第二試合は富豪2夢路(懐かしい!)対将火怒。打って変わってヘビー級同士の重厚み溢れる試合です。

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この試合で初めて「ボディスラム」が出ました。プロレスの基本技ですが、生観戦の際はこのスラムで選手がマットに叩きつけられ「ブワァ〜ン!」と派手にマットの下の木がしなる音が聞こえるのが大きな醍醐味です。一試合目でこれが出ず2試合目早々でこれが出たというのは見る側にとっても、「1試合めとは毛色が違う試合なんだと無意識に認識されます。一試合目はとても派手だったですから。

結果は終始夢路選手がペースを握っていましたが、将火怒選手が逆転勝利。夢路選手、体力的にちょっとキツそうでしたが元気な姿が見れてよかったです。写真の力比べもこの試合で初めて飛び出し軽量重量の基本プロレスムーブはかなり披露されたと思います。

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さてメインイベントの第3試合。佐賀プロレスのエース・サガン虎を藤波辰巳・谷津嘉章がサポートし、ヒロ斎藤・林田伸一・KINGとの戦いです。地名度の高い藤波・谷津・斎藤選手の入場で一気に場内は盛り上がります。

 

(その2に続く)

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