元新日本プロレス 原薗善由紀さんの『山田屋』と鹿児島県立体育館(後編)

こんにちは、みやけです。今回も鹿児島旅行編、その後編です。『山田屋』を後にした私は妻と姪っ子を実家に送り、単身鹿児島県立体育館に向かいました。

日本プロレス時代から、鹿児島県内最大の大型会場として何度もテレビ収録された同会場ですが、1960年開館であり、既に築60年を越えていますのでもう稼働していないか、もしくは取り壊し済みかと思ったのですが、まだまだバリバリの現役で営業中だと言うことで見学に行って見ることにしました。

同体育館での興行で最も印象的なのは1974年12月2日全日本プロレスを旗上げしたジャイアント馬場がジャック・ブリスコを必殺技ランニング・ネックブリーカーで倒し、日本人初のNWA世界ヘビー級王座を奪取した大会。

さらに言えば、1986年の新春ジャイアントシリーズでの同大会での鶴田・石川組対長州・寺西組戦で、鶴田が入場してくる途中の長州を椅子で襲撃、流血させ戦闘不能になり、長州はゴングが鳴る前に無念の退場、代わりに谷津が入って試合をこなすというハプニングがありました。

ただし、この流れは2年前の新日本での札幌大会で起こった藤原喜明長州襲撃事件とパターンが同じ。攻撃のインパクトも中途半端でしたし、この頃は新日本がかつて行ったアングルを全日本が真似るパターンが多かったので「またか!」と思ったものでした。

新日本プロレスで言えば、1983年のビッグファイトシリーズ。革命軍が人気をかっさらい、ホーガン等一部を除いて外国人勢は影が薄くなっていましたが、このシリーズに登場したアドリアン・アドニス&ボブ・オートンjrのマンハッタンコンビが猪木・藤波組を連携プレーでキリキリ舞させ、アメリカンプロレスの存在意義を存分にアピールした試合が印象深いです。

そして、当時1対3マッチを強要される等いいように扱われていた国際軍団が夜の街に繰り出し、浜口・寺西が思わず新日本への不満を口にしたところ、ラッシャーがひと言「仕事だ。」と静かに諌めたのがこの夜だったとか?

前振りが長くなりましたが、現地に到着してみると、プロバスケットボールの試合が行われると言うことでした。あと1時間で試合開始との事です。鹿児島レブナイズというチームのようです。

受付の人に聞いてみると、館内ではフラッシュさえ焚かなければ写真の撮影は自由、動画も15秒ならOKという事で、これは好都合と思い入場券を購入して中に入りました。何もイベントをやっていなければ中にさえも入れなかった訳で、これはラッキーだったと思います。

建物の外観ですが、開館当時から変わっていないのでは無いかと思いたくなるような、レトロなものです。外壁工事もどれくらい行われているのか。。。

wikiによれば、1階は2160人収納可、2階1759人可(3面)との事です。実際見てみると2階の両面は60席の固まりが7箇所x2、もう1箇所はほぼその倍なので420×3=1260。確かに2階は1500人強は収納可能かな?という感じです。でも1階はは2000人も入るかな?と思いました。バスケットコートは1面しか取れないのですから。

特にフロア全面の演壇の雰囲気が昭和の建物の雰囲気を醸し出しているな〜とつくづく思いました。演壇まで椅子を置けば2000人いけるかも知れません。正直普通の高校の体育館よりちょっと大きいかな?という程度です。

しかし、鹿児島県内で最も大きな屋内スポーツ施設というのは未だここしか無いようです。何度も新しい施設の建設は検討されたようですが、、、そのあたりはwikiに書かれていますが。。。これが中々面白い。。。

正直笑ってしまうというか、鹿児島らしいな、と思わざるを得ない話です。私も鹿児島人の県民性は少しは理解しているつもりですが、なかなか外部からの文化の導入や昔からあるもののやり換えに抵抗があるようなのですよ。なんせつい100年ちょっと前には藩単独でイギリスと戦争をおっ始めたところですからね。薩摩藩。。。。

一時百貨店の三越がありましたが、あっという間に撤退しましたし、セブンイレブンが県内にでき始めたのもここ12〜3年くらいの事ですし。。。

しかし実際使用されている人達は可哀想ですね。県内最大の屋内競技場の床でドリブルすると真っ直ぐに跳ね返ってこないというのは。。。。でも未だその体育館が健在であった故に、昭和プロレスマニアとしては、当時の雰囲気を未だに感じ取ることは出来るわけで、その辺りは感謝しなければいけませんね。

70〜80年代我々が熱狂したプロレス会場で以前のハコのまま残っているのっていくつくらいあるのか。。。特に地方会場は大半が取り壊されてしまった印象があります。もう20年近く前に出版された竹内宏介さんの「昭和プロレス浪漫」でも既にその状態でしたから。

私の地元でもなんとか踏ん張っていた九電記念体育館や博多スターレーンも近年遂に取り壊されてしまいました。寂しいものです。特に事件・スキャンダルが発生した会場というのはプロレスファンにとっては愛おしいものです。

鹿児島という地域の特殊性により?未だ県民が数多く訪れる鹿児島県立体育館。令和の時代もバリバリ稼働し、ガンガンスキャンダルを起こしてほしいものです(←オイオイ)

今日はこんなところです。それでは、また。

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