卒業写真ぐらいマスクなしでいいじゃん!

こんにちは、みやけです。

今回はコロナ問題について書いてみたいと思います。現在オミクロン株が猛威を振るっていますが、それがピークアウトし収束に向かうようになったとき、それぞれがどう対応していくべきか?という点での私見を述べさせていただきます。

私は去年の夏、このブログで「コロナ禍は今がピーク、秋からは収束に向かい一般の方々は徐々に平和を取り戻していくのではないか?」と書きましたが、その予測は見事に外れてしまった訳です。しかしその考えは完全に間違っていたとは思っていなくて「もうひと波あったのだな」と捉えています。オミクロン株は明らかに弱毒化していますし、飲み薬も実用化されつつあります。あくまでイチ個人の意見ではありますが「終息への最終コーナーを回った!」という見解なのです。

日本、いや全世界の人々に通常の生活が少しずつ戻るはずだと思っています。しかし昨夏のブログで書きましたように、私個人は基礎疾患を持つものであり(骨髄異形成症候群という血液がんの治療中)、免疫抑制剤という薬を服用している為免疫力が弱く、コロナが治まったとしてもそう簡単に普通の生活に戻すわけにはいかないのです。多分皆さんが「飲み会だ!」「旅行だ!」「イベント参加だ!」とウキウキする中で私はそれから1年くらいは今までと変わらない生活を送らざらるを得ないだろうな、と思っています。この事はこのブログで繰り返し書いてきました。

仕事上、外食や送別会等のお誘いがあってもひきつった顔で辞退しなきゃならないだろうな、と思います。まあ、今度の4月に55歳を迎える私を誘う人もそういないでしょうが。。。(笑)でもそのような状態になるのは仕方がないことだと覚悟しています。多くの人が「元の状態に戻れる!」希望に燃える中「基礎疾患を持つ人たちのことも考えろ!」と脅迫めいたセリフを言って人々の足を引っ張るような人間にはなりたくないなと思っています。

正直なところ、高齢者・中高年は若いころは色々といい思いをしてきたのだから、ここで損な立場に立ったとしてもそれは受け入れるべきではないかと思うのです。戦争体験者も、戦後の貧しい時代を体験した人たちもずいぶん少なくなったのですから。。。特に若い世代をこれ以上辛い目に合わせるべきでない!本来感受性の強いときに色々な体験をしてこれからの日本を背負っていかねばならないのに大人と同等のノルマを課されているのは本当に可哀そうです。

先日、ニュースで成人式の様子を伝えるシーンを見たのですが、参加者が結構な頻度でマスクを付けたまま記念撮影していたのを見て凄く辛い気持ちにさせられました。流石に自治体主催の公式な記念撮影ではその瞬間のみマスクをとっていたようですが(つけたまま撮影していた自治体もいくつか見ました)、個々の記念撮影ではマスクのままシャッターを押していたのは頻繁に見受けられました。

中日新聞より

少なくともシャッターを押す瞬間マスクを取るのはそれほどリスクは高いとは思えませんし、むしろ運営側のほうが「記念なのだから撮影の際はマスクを取りましょうよ!」くらいアナウンスしてもよかったのではないかと思います。オミクロン株が急拡散していた時期でもあるのですが、全ての危険性を均等につぶす考えはいかがなものかと思います。もうこれ以上若者に辛い思いをさせてはいけない!そんな声が高まってきてもいいのではないかと思います。

先日のフジテレビの「ワイドナショー」では出演した高校生が「修学旅行等のイベントが次々中止になっている。このままだったら卒業アルバムを作ったとしても、何も掲載するものがなくて中身はスカスカになるはず!」と訴えていました。リアルな訴えでした。そしてそろそろ卒業式のシーズンなわけです。その頃にはオミクロン株がどうなっているかは分からないのですが、大人は若者たちの記念が少しでも残せるよう動くべきなのではないでしょうか?

誘導してあげればいいのです。運営側がクラスターの発生ばかり気にして、つつがなくイベントを終わらせることのみに目が行ってしまうのが最悪のパターンです。

いくらなんでも卒業写真はマスクなしでいいじゃん!

マイノリティ側の監視がやたらときつくなっている現代では、自分の判断でマスクを取る、なんてことはなかなかできないものですよ。

さらにですね、コロナ禍が収束してきた場合「どのタイミングでマスクを取るのか?」というのは重要なテーマだと思うのです。 私が思うにですね、世界の各国々は権力者が罰則だなんだ言うから渋々マスクを着けている人が多いと思うのですよ。「しなくてよい」ということになれば何のためらいもないはずです。特にフランスやイギリス等のヨーロッパ勢はよりそのように感じます。良くも悪くも「自由」を自分たちの行動で勝ち取った民族ですからね。

しかし日本は独特の閉鎖的な国民性から、「他人の目が怖いからマスクを着用している」人が多いのではないでしょうか?ですのでコロナが収束してきてもどのタイミングでマスクを外せばいいのか?戸惑う人が出てくるのではないかと思うのです。普通に考えれば風邪と同じように人々が多く集まるところではマスクをなるべく着用して、徐々にその頻度を減らしていく。人との距離が保てている日常生活ではそれなりにノーマスクでいいというケースバイケースの対応をすればいいかと思うのですが、何かと圧をかけてくる人たちがいますからねえ。。。。

経済を回すことももちろん重要なのですが、精神的にどうコロナと決別していくか?これは他の国にはあまりない日本においての重要なテーマだと思っています。とにかくうまいタイミングでマスクを取りたいものです!

そして、なによりもまず、今まで十分我慢してくれた若者たちをいち早く日常に復帰させてあげたいものです。後片付けは老兵がやりゃあいいんですよ!

今日はこんなところです。それでは、また。

#オミクロン株

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