こんにちは、CMBOです。今回は先日さいたま市で発生した、痛ましい小4男子殺害事件について少し書いてみたいと思います。
この事件の発生直後に私はtwitterの裏アカウントで「ジェラシーを持ったライバルが起こした反抗」と見立てていたのですが、どうやらその通りの結末に終わりそうな状況です。※容疑者は現在は否認。
被害者が義夫から怒られた際「本当の父親じゃ無いくせに」と言われたから犯行に及んだ、との報道がありましたが、この事件の全容にはあまり重要でないやり取りの様に思えます。状況的にすごくありえそうな状況、人物配置ですし、こんなにも単純なものかと思いたくなるのです。
まずこの容疑者。初婚で10歳年上の子持ち女性と一緒になる、、、、そこに愛があるとは思えないのです。あるのは”母”を求める幼児性の強い男性の姿。幼少期母親から関心を持ってもらえず彷徨う男の姿が浮かびます。特に女性に子供がいるというのは母性の電波をこれ以上なく発しているのです。
世間にはいくつになっても飽きもせず次から次へと女性を追いかけ、やめる事ができない男性がいるものですが、それは優しい母を永遠に追い求めているのです。実の母に絶望し、他で母を追い求めているのです。しかし普通の女性なら「私はあなたのお母さんじゃ無い」となるのがオチ。当然ですよね、男はその人の本質はどうでもいいのですから。。。。
容疑者にとって稼いでもきてくれるこの奥様は正に理想の母親だったのでは無いかと思います。そして当然義理の息子は邪魔になります。もともと幼児性が強く残っているので(そう判断した理由は後述)、血が繋がっていなくても子供を可愛がろうという父性は育っていません。義理の息子は母親の関心を奪いかねないライバルでしか無いのです。
これって最近よく見る内縁の夫による幼児虐待の構図の延長線上にある話ですね。ではなぜ私がこの容疑者の幼児性を強く感じたか。。。。それはこの被害者のご遺体を自宅の前のメーターボックスに”置いて”いたからです。大胆不敵?そんなたいしたものでは無いのです。
まだ小学校低学年レベルのお子さんが、他人から見たら自分がやったとしか思えないいたずらをすっとぼける事があるじゃ無いですか!あれですよ!あれ!一人っ子で部屋をぶっ散らかして、そんな事をする人は自分しかいないのに「知らな〜い」ととぼける子供。。。。まさにその幼児性がこの行動と見るべきなのです。
残念ながら今の社会では、なんの調査、資格が無くても簡単に親になれてしまうのです。少なくとも女性は産みの苦しみがありますが、男性は手続き一つで子を持つ事が可能です。子を愛する能力が無い、いや、人に優しくする能力が無くてもです。
そのような幼児性だけを頑なに手放そうとしない親と称するものが子供に暴力を振るい「しつけ」だ「教育」だと言い張っているのを見ると怒りさえ覚えます。来年から法律も変わり今までのようにはいかなくなるとは思いますが。
では、今回の件、お母様に全く非はないのか?今は錯乱状態かもしれませんが、私には色々と疑問に思う部分があるのです。
なぜ教員としてある程度生活の基盤が安定しており年頃の子供を持つ中、生活力のない10歳も年下の男性と結婚して一緒になるのか?私のはこの女性が”女”としての母性の部分を最大限優先させた結果としか言いようがないのです。そうです、これもまた愛は存在せず、可愛い可愛いイケメンのペットを増やすことに充実感を得ただけ。
必要性がないのに血が繋がっていない親が急に目の前に現れる子供の立場は考えてはいないんだろうなと思います。母親本人はこの2人のために身を粉にして働くのは充実した毎日だったでしょうが、子供は常に働くこともしない自分に年の近い父親がいるのは違和感しかないでしょう。
子供は親を選べません。それは生まれてくる時もそうなのですが、生まれてきてからも周囲の環境は受け入れるしかないのです。そして本来その存在は一家の中心の帝王、全員から気にかけられる存在として君臨するべきですが、近頃の虐待事件や過剰な英才教育の過程を見ると、子供に嬉々として”役割”を与えて本人は悦に入っているように思えるのです。
そしてそのような親もまた、幼少期親から冷たくされていたのだろうなあ、つくづく思います。しかし、負の連鎖は断ち切るべきなのです。断ち切った親はその家系のヒーローです。”しつけ””教育”と称して子供を支配し、罪悪感を利用して行動を促すのは最悪のことなのです。
話が随分外れてしまいましたが、これだけの少子化の中、まず子供ファーストであるべきであり、いかに子供が生きやすい環境はどうであるべきなのか、もっともっと皆が考えて認知すべきなのです。
今回のお子様の貴重な命はもう返ってこないのですが、間違っても容疑者から「しつけ」「教育」などという反論に対してあっさり同調してしまわないよう望むものです。
”親と称する子供”はたくさんいるのですから。
今日はこんなところです。それでは、また。
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