新年のご挨拶 〜加藤諦三先生の提言『心のマスクを忘れるな!』〜

皆様新年あけましておめでとうございます。

昨年は私のブログをご覧いただき本当にありがとうございました。大変感謝しております!

読者の皆様方は昨年はどんな年だったでしょうか?いうまでもなく予想もしていなかったコロナ禍という天災に襲われ、人生の中でももっとも忌まわしい1年になってしまった、という印象なのでは無いでしょうか?

特にこのブロブの読者の方にはがんサバイバー、基礎疾患を持つ方も多いと思いますから、感染防止への気遣い、そして観戦してしまった時の心理的プレッシャーは並々ならぬものだったと思います。

かく言う私もその一人ではあるのですが、去る2020年は生涯において精神的には最も充実した1年でした!「何をウケ狙いで思ってもいない事を」と思われるかも知れないのですが、実際そうなのです。簡単に言うと毎日楽しかったのです!コロナの恐怖を差し引いても。。。

なぜそうなのか?

ひとつは、このブログの存在です。

何度も書いた話ではあるのですが、私はかなり強度の自己愛が強い人間であり、尚且つ承認欲求が強い男なのです。

ただしかし、ブログ開設の目的は自分自身本当に辛い思いをした骨髄移植についてその内容を少しでも多くの人に知ってもらおうと言うことと、同様の病気で苦しんでいる患者さんの気持ちにも共感したいとの気持ちなのからです。

それがですね、実際「自分の気持ちを文字に起こして世に訴える」と言う行動がこの性格の私には欲求解消においてとても効果的だと、やりながら気がついてきたのです。端的に言えば「世間に向けて自分の気持ちを書くのは気持ちが良くてしょうがない!」のです!

プロレスの妄想話にしても、病気の治療に関することでも、主体となるのはまず「自分の気持ち!」正直あまり「共感してもらおう」と言う思いはなく「私の気持ちを誰か聞いてほしい!」という結構一方的な部分が多いのです。

この行為が私のような性格の人間にとってはストレス・不満解消のいい治療になっているのです。もちろん読書にスムーズに読んでいただくためにそれなりに文章の構成、どう表現すれば相手に上手く伝わるか?と言う点についてはそれなりに時系列で分かりやすく書くよう心がけていますが、これもまたヒーリング・ライティングの一環になっているのではないかと思います。

ヒーリング・ライティングとは書くことで自分の心を内側から癒すセルフケアです。ただしそれは、愚痴・不満・悪口・さみしさ・辛さをただ書き殴るのではなく、時系列的にどのような経過を経て今の心境に至っているのかを整理して書くことが重要なのです。そうすることによって自分の本当の悩みや攻撃対象が普段思っていることと別の部分にあることに気付いたりするのです。

目の前に聞く人がいるわけでも無いのですが、常に心に溜まったものや前々から考えていた事を文書化することはある意味適応機制の一つかも知れません。何れにしても日々この事を繰り返すことによって承認欲求が思わぬ形で満たされて行ったのです。たまには反響もありますしねw

長くなりましたが、ふたつめ!

自分のやりたいこととやりたく無いことの区分けが完全に明確になったからです。4〜5年前にメンタルが病みまくっていた時に開始した作業ですが、まず私が関わる人について自分自身が「好きな人」「嫌いな人」「関心がない人」の3つにカテゴライズしました。

そしてさらに普段の行動についても「やりたいこと」「やりたくないこと」「やりたくないけど、やむえずやらなければならない事」に分けましたそして自分の行動は対人関係を含め全てこのうちのどれかに当てはまることに完了しました。

簡単な事のようですが、結構これは相当に難しい作業でした。例に出せば私はいま務めている会社は嫌いですし、周囲の人間も大半が好きになれません。しかし生活のために割り切って働いています。この事を認識するのに数年かかりました。どうしても「中途採用してもらった恩義」とか「過去周囲にあんな事で迷惑をかけた」「あのトラブルの件は私にも歩い部分があった」と言うようなことが浮かんでくるのですよ。

でも本能的に嫌なものは自分でしっかりそうであると認識すべきなんです。それを誤魔化そうとするから、別全く関係無い人にあたったり、訳の分からないところで激怒したり、心にもない行動を取ってしまうのです。精神衛生上実にアンバランスな状況です。もちろん反省すべきところはしっかり反省することも大事です。

勿論、生きていく上でやりたくないことなんぞ山ほどある訳ですが、しっかりと「やむなくやっている」と認識するだけでだいぶ違うのです。

このふたつの点を自分の中心軸に据え毎日を迎えると、なんだか毎日が楽しいし、いつの間にか目標ができてきます。明日・1週間後・1ヶ月後はあんな事をやろうこんな事をやろうといつも希望に満ちた状態になれるのです。

悩んでも苦しんでも外部の状況はそうそう変わらないのです。大金を得るのも高い地位を得るのも努力だけではどうにもなりません。でも自分の気持ちだけはふとした事で変えることは可能なのです。そしてそれは今まで直視せず避けてきたことが第一歩である、とつくづく感じました。

その結果、通常どのような気持ちでいれば常時リラックスできるか発見できたのです。

もちろん、コロナ禍による感染対策は大変でしたし、不安・ストレスもありましたが、それは移植後からずっと味わってきた事。移植患者ならお分かりかと思いますが、やることはほとんど変わらないんですよね。1年間延長になっただけと言うか、、、正直健常者がこのような状況に陥ってしまい「辛いだろうな」と冷静な目で見ていました。

コロナ禍は全世界の人々に影響を与えたとは思いますが、その大きさは間違いなく人によって違うはずなのです。仕事が立ちいかなくなり苦境に立たされている人は多いと思いますが、その逆これを機に売り上げを伸ばしている分野は間違いなくあります。そして今に見切りをつけ新たな一歩を踏み出している人もまた多いのです。そう言うニュースって全然報道されませんけどね。

苦境な時ほど自分を見つめ直すいいチャンスだと思うのです。

最後に、私の尊敬する加藤諦三先生がレギュラー出演しているラジオ、ニッポン放送の「テレホン人生相談」において先日年末特別企画として加藤先生の1時間近いスペシャルトークが放送されました。

内容的には、「人生においてはコロナウイルス並みに自分に害を及ぼす人間がいる。そのような人間を判別できる能力を身につける事が幸せな人生を送ることが出来る秘訣。そのためには心のマスクは外さず、安易に害あるものに近ずいてはならない」と言うような内容です。

しかし、それ以外にも「加藤語録」的な加藤先生が常日頃から指摘している生き方への提言が満載であり、まさにテレホン人生相談の集大成とも言える内容であり、是非お聞きになってほしい回ですので紹介いたします。

コロナの余波はまだまだ続くと思いますが、去年がどん底だったと思えばあとは上がるしかないのです。そして「過去に築きあげた自分の実績」や「長年受け継いできた伝統」が唯一の心の拠り所であり、それに執拗にこだわる人が置いて行かれるのだと思います。ここはチャンスだと思いたいですね!

今日はこんなところです。

読者さまがたの今年度のご多幸をお祈りします。今年もよろしくお願いします。

みやけやすお

#加藤諦三

#テレホン人生相談