池江璃花子さん、自分の為に生きましょう!

こんにちは、CMBOです。

12月17日火曜日、水泳選手の池江璃花子さんが退院されたというニュースが彼女のHPにupされ、ニュースでも報道されました。嬉しかったですね、私としても。入院から約10ヶ月。。。。長い間本当に良く頑張られたと思います。まずは私からも「おめでとう!」と言わせてください!

そして骨髄移植を受けられた様です。入院が10ヶ月と長期に及んだ事や、移植に関する詳細の報道がない事から、ドナーさんから骨髄を提供されたように思われます。身内から提供されると大抵報道されますしね。まあ、これは私の妄想ですが。。。。そうであるならば、家族のHLAが合致しなかったという事ですし、双方辛かったと思います。そしてドナーさんに感謝ですね。

世間の反応も勿論お祝いしてくれていますが、、、、勿論彼女も十分承知かと思いますが、次の戦いがもう始まっている訳です。GVHDによる身体の不調との根比べ、再発の不安。「元気なって良かった」という周囲の声が沢山寄せられていますが、、、、これはもう仕方が無いですよね。全員に移植患者の状況を理解してもらおうなんて無理な話ですから。。。。

しかし気になるのはですね、彼女のHPのコメントにもあるように「関係者の期待に応える為にこれからも治療に取り組む」意気込みのように思えるからです。

いや、、、、、まず自分の為に生きる事を最優先しましょうよ。。。。。。。。もう十分承知かと思いますが、骨髄移植後は右肩上がりに回復して行くわけでは無いんですから。まずは普通に日常生活を送る事ができるまでに持っていく!確かに水泳は彼女に大きなモチベーションだとは思いますが、引退してからの方が人生は長いんです。まずは普通の生活が遅れるようになる事!

私は彼女だけでなく、日本のアスリートの選手の環境について常々疑問思う事があります。誰もが自分に関わってくれた周囲の人たちについて過剰に感謝し、その人達のためには自分を犠牲にしてまで「恩」を返そうとしてしまう。。。高校野球しかり、マラソン、水泳、アイススケート。。。。自分の本当の気持ちよりも周囲の期待に応える事を普通に当たり前と思ってしまうその感覚。

本当はみんな自分の好きな事を思いっきりやりたい、その中でトップに立ちたい、という純粋な気持ちでそのジャンル飛び込んだはずなんです。生きるか死ぬかの瀬戸際まで追い込まれて周囲の期待を気にしてしまうのはやはりおかしい。

移植したとなると衛生面では数年間は極端なくらい気をつなければならないはずだし、水洗選手は雑菌がウヨウヨいるプールで1日入ったままで練習し続ける訳ですよね。無理をしてはダメです!

まずは生き延びる事ができた自分の体を大事にしてやって欲しいと思います。池江璃花子さんがどんな結論を出したとしても、、、、全員は無理ですが、分かる人は分かってくれます!

「早くプールで泳ぐ池江選手の姿が見たい」と簡単に言う人は多分闘病の辛さには興味がない人ですよ。全ての人の期待に応えようとしてはいけません。皆思惑があったり、知識が薄い状態で気軽に話している人が大半だったりするのです。

池江璃花子さんが回復されるのを心から祈っています。

それでは、また。

#池江璃花子

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