こんにちは、みやけです。
今回は沢田研二さんのお話なのですが、その前にですね、秋に予約しておりましたDVD、「沢田研二 BEST OF NHK」がついに到着しました!計25,000円の5枚組です。

SMAPファンの妻からはずいぶん羨ましがられました。セットリストだけ見ても恒例の大ヒット曲はもちろん、まだ生歌は聞いたことがなかった曲も多数、聞いて見てお楽しみの曲もずいぶんあります。「UFOってアルバムの方?それともピンクレディ?」「カナダからの手紙って平尾さんの?」「ハウンドドック?」等々
まだほとんど聞いていないのですが、VOL5の「許されない愛」を聞いた時のバックオーケストラの音の生々しさというか原始的なサウンドを聞いて「ああ、昔はこうだったんだな〜」という思わぬ発見がありました。
前にジュリーも語っておられましたが、バックの演奏の音源も昔とは比べ物にならないほどレベルアップしてきたのですね。これはもう時間がゆっくり取れるときに存分に聞こうと思っています。ジュリー!ありがとう!

そして本題、今回で4回目の企画もの、私が個人的に推薦するジュリーの持ち歌なのですが、今回は“ダーリング”です!1978年にリリースされ45万枚売り上げたジュリーの大ヒット曲のひとつ。そして現時点オリコン1位になった最後の曲ですね。
ただし推薦と言われてもジュリーファンからすれば「何を今更」というところなのでしょうけど、私としては他のヒット曲と比較して、ちょっと扱いがぞんざいだなーという気がしてしょうがないのです。
具体的に言うとテレビでジュリーの特番が組まれた際、5,6 曲過去のヒット曲がラインアップされたとして「ダーリング」は外されちゃう場合が多いのですね、大方「時の過ぎ行くままに」「勝手にしやがれ」が鉄板で「TOKIO」「危険なふたり」「ストリッパー」「カサブランカダンディ」になってしまうという。。。まあ、上にあげた曲はそれぞれ取り上げるに必然性がある曲であり、「ダーリング」はちょっと“軽いのかな?と言う気がしなくもないのですが。。。
ただし私にとっては人生で一番初めに買ったシングルレコードということで想い出も深いのです。何度繰り返し聞いたか分かりません。ダーリングのみならずB面の「お嬢さんお手上げだ」もいつでもどこでもアカペラで歌えと言われても歌詞カードなしで2番まで歌える自信は100%あるのですw

もちろん、想い出以外でも好きな理由というのは沢山あるのです。ひとつはジュリーの歌は以外と「理屈抜きでノリノリで楽しめる曲」というのが少ないから貴重だと思うのです。その系統の曲で行くとどうしても“TOKIO”の印象が強くて”ダーリング”はかすみがちになってしまうのです。
でも私としては聴き手に訴えかけるメッセージ性としてはダーリングの方が好きですね。『〜してくれ」という欲望を連発し、最後には「あなたしかない」とトドメを刺す歌詞。そして演奏もサキソホン、もしくはトランペット等の管楽器が効果的に聴く側を煽り、だんだんと追い詰められ居ても立っても居られない心境にさせられます。

そして最後に「ダ〜〜〜〜リン!」と一声で締めるエンディングはなんだか追い込まれた気分が解放されるというかかえってホッとさせられるのです、非常に詞と曲の相乗効果が素晴らしいのです。
私が一番好きな動画は下にあります夜のヒットスタジオの動画ですね。歌っている間に飛んでくる紙テープの量が増え続け、最後は紙テープに包まって歌うジュリーはまるでテリー・ファンクというか(←またか!)とっても可愛んのですよね。
ただし最大の見せ場である、最後にマイクスタンドごと紙テープを持ち上げるシーンがどうしても入りませんでした。ご了承ください。。。。
もうひとつ私が好きなダーリング動画を紹介させていただきますと、2003年の「明日は晴れる」ツアーの千秋楽・大宮ソニックシティでの歌唱動画です。
ここでは柴山和彦さんのアコースティックギターから導入音が入ります。本来ならインパクト不足になりかねないのですが、和さんが発する音色の渋さと、50を超えたばかりの大人のジュリーの雰囲気で見事な「大人のダーリング」に仕上がっています。これは必見ですよ!
この時はまだギターの依知川伸一が参加されており、ピアノなしのバンド編成でしたが、曲に合わせてメンバー内で奏でる音源でオリジナルの演奏をされていた印象があります。それがまたいい仕上がりなんですね=。
最後におまけの動画をひとつ。。。同じく「明日は晴れる」のツアーでのおまえがパラダイス”を若干錯乱気味に歌うジュリー、そしてパフォーマンスで髪をグシャグシャにされてもいたって冷静な和さん。お二人等も可愛い!最後のサムアップポーズも息バッチリです。
いかかでしたでしょうか?
今後も”私が大好きだし、ジュリーファンも楽しめる動画”を紹介して行きたいと思います。
それでは、また。

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