続・持ち歌1000曲ある歌手はジュリーだけ説・沢田研二さん検証企画

こんばんは、みやけです。今回の内容は沢田研二さんの曲の検証の回です。

以前書いたブログで「沢田研二さんの持ち歌はひょっとしたら1000曲あるのではないか?」と思い立ち、自分なりに調べて一覧にしてみたことがありました。それが以下の回です。

結論としてタイガース時代や企画ものを加えれば700曲前後という事になったのですが、後から頂いた情報では+50曲程度はあるらしいのです。 ただし私の作ったそのリストはかなりの曲の重複や単純な入力間違いが何件もあり、熱心なジュリーファンの方からそれを指摘されておりました。最近もご指摘をいただきました。「どこかで更新せねば」とずっと思ったのですが、ようやく重い腰を上げ再度作成に至った訳です。(実は大元のexecelデータをHDに保存してたPCを処分してしまうと大チョンボもあったのが再作成に至らなかった大きな理由ではあるのですが、、、)

まずはシングル盤のリストを作成いたしました。今回はダウンロードなどは行わずに一発で画面に掲載したかったのですが、画質の面で中々うまくいかず今回もダウンロード形式となります。「字が細い!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、、、ご了承下さい。今回はレコード売上げ枚数オリコン最高順位ザ・ベストテン最高順位等の実績も掲載しております。

それから取り扱いに困ったのが「Pleasure Pleasure」以降のミニアルバムをどう扱うかという、、、私としては「2曲、もしくは3曲収録はシングル、それ以上収録はアルバム」という観点で編集しています。しかしジュリーの事務所サイドからは「Pleasure Pleasure」「涙色の空」等はシングル扱いしているかとは思います、ここは私の観点で切り分けさせていただきました。では、どうぞご覧ください!

レコード総売り上げ枚数について、ジュリー自身のランキングをつくると、1位時の過ぎゆくままに2位勝手にしやがれ3位危険なふたり、これは順当なのですが4位は憎みきれないろくでなし、なのですよね。「勝手にしやがれの」の余波もあったと思いますが意外な高実績です。そしてTOKIOは10位にも入らないという、、、発売当時はすごく話題を呼びながらオリコン順位が中々上がらずやきもきしたものです。

しかし、こうして一覧にしてみても60%以上が世間に認知度の高い曲たちですし、カップリング曲も名曲が多い!「あなたに今夜はワインをふりかけ」はいうまでもありませんが、「気になるおまえ」「I AM I」「世紀末ブルース」「バイバイジェラシー」「届かない花々」。。。その時代のジュリーを象徴している曲が多いなとも感じます。

そしてアルバム・企画もの編です。

切り分けで少し悩みました。まず今回シングルの「TOKIO 2022バージョン」のようなバージョンを変えての再リリース曲は除外しております。そして悩んだのがカバー曲(他のミュージシャンの曲)の扱いです。「持ち歌」に入れていいのか?とは思いました。「A SAINT IN THE NIGHT」どうとらえるべきか?・・・悩んだ挙句入れることにしました。

カバーでもジュリーは見事に自分の歌に仕上げているから」と苦しい言訳をさせていただきますが、実のところタイガース時代もかなりアルバム内にカバー曲が盛り込まれている模様なのですがですが洋楽に疎い私は切り分けが難しいというのが本当のところ、、、ご了承ください!

このような結果となりました!いくらか発掘したおかげで700曲を切ることはなかった!しかしこうしてみると壮観です。それぞれのアルバムにコンセプトがあり「こんな印象を持ったな~」と思い浮かべてしまいます。

ちなみに太字にしたのは、私が「曲名とメロディが認識できる曲」「あ、これはあの歌!と即分かる曲」でございます。数えると400曲強。。。ちょっと情けないですわ!古参のジュリーファンのようなふるまいをしている私目でございますが、初購入のアルバムは「思い切り気障な人生」。それ以前はわからないもやむを得ない、と強弁するにしても、購入したはずのアルバムでも曲を覚えていないのが結構あるのは恥ずかしいです。

TRUE BLUEなんかは、アルバム全体のあまりの雰囲気の切なさに絶望して最後の方の曲は1回しか聞かなかったっけ、、、

後で述べますが、演歌の方のアルバムは当人のキャラが固まってくると同じようなイメージの曲になることが、その時その時で新たなコンセプトを掲げアルバムを作るということを長年実践してきたジュリーは本当にすごいなと思います。

そしてこの全曲達を改めてあいうえお順に並べてみました!これで重複はないはず!これもまた壮観です。

ここで他のミュージシャンとの比較をしてみたいと思います。ジュリーは60歳を過ぎたこの直近10年でも30曲近く新曲をリリースしているのもまた凄いのですよ。ジュリーと全盛時(1970年代後半)に活躍され、今も現役の歌手の方のここ直近10年のライブ活動・新曲発表の動向についてザっとですが、調べてみました。やはり演歌勢がまだまだ頑張られていました。

五木ひろし

シングルは毎年確実に1曲はリリース。コンサートツアーも同様に開催。オリジナルアルバムは2015年が現時点最後。

石川さゆり

シングルは毎年確実に1曲はリリース。コンサートツアーも同様に開催。オリジナルアルバムは2000年以降は3年に1回ペースであったが2017年が現時点最後。

森進一

シングルは毎年確実に1曲はリリース。オリジナルアルバムは2006年が現時点最後。

郷ひろみ

シングルは毎年確実に1曲はリリース。コンサートツアーも同様に開催。オリジナルアルバムは2010年が現時点最後。

野口五郎

シングルは2~4年に1回程度のスパンでリリース。コンサートツアーも同様に開催。オリジナルアルバムは2017年が現時点最後。

岩崎宏美

シングルは2~4年に1回程度のスパンでリリース。コンサートツアーも同様に開催。オリジナルアルバムは2018年が現時点最後。

昭和歌謡曲ファンにはおなじみこの方々。みなさん揃ってバラエティ進出や副業にいそしむことなく真摯に”歌手”という職業に向かわれてきた方ですね。やはりここ最近は自分のペースで活動を行われていることが多いですが、まだまだ頑張ってほしいものです。

先日のジュリーのライブにて、真偽のほどは分からないのですが、以下のような発言があったと聞いています。

私はもう芸能界にはいない。私にたいして直接あーだこーだ言う人は身の回りにはいない。だから私がどんなことをやっても”沢田研二はもうほっとけ!”的に見られている

これが本当なら、個人的には心の底からニヤッとしてしまう発言ですね。ジュリーはもうだれもいないところまで上り詰めてしまったのですよ。「歌手」というジャンルの人でありながら、横との連携は自分が選択した最小限に抑え、自分のやりたいように音楽活動を行い、チケットが瞬殺してしまうという。。。

スーパースターは安易にコラボとかやっちゃいかんのです!最後の最後に大きな花火を打ち上げているジュリーは本当に凄いなと思います。

今日はこんなところです。一覧はバージョンアップしてまた作りたいと思います。最終的には年表的なものを作ろうかと思っています。また、今回の内容で間違い、こういう内容はどうか?的なご意見がありましたらどんどんコメントをお寄せください。できるだけ対応していきますので!

それでは、また。

#沢田研二

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。