(34)一時外泊・カテーテル撤去・日産の意地

おはようございます。
世間は3連休ですが天候が悪く今日は関東地方は大雪になる可能性があるかも
知れないらしいですね。何かここ最近連休は決まって天気が悪い気がします。

さて、入院生活ですが、血液検査の数値が順調だったので9月の8日・土〜9日・
日に始めての1時外泊が認められました。移植からほぼ1ヶ月目です。
目標としていた20日頃の退院に大きく近づいた感じです。
前々から担当医には「週末には行けるよ」と言われていたので予想はありましたが、
でも嬉しかったですね。またまた予定通りに事が進みましたから。

洗濯物やそろそろ家に引き上げる荷物(本等)があるので一度朝イチ妻
に病院に来てもらい、昼前にタクシーで病院を後にしました。
帰宅は翌日曜の夜9時までです。

私が帰宅後真っ先に行ったことは・・・・愛車日産ティーダのエンジンチェック
というかエンジンがかかるかどうかです。
私の妻は免許を持っていないので入院した7月18日からほぼ2ヶ月愛車は
放置状態だったんです。

ちょっと家に来てもらってエンジンだけかけてもらう免許を持った友人も
お互いいないし。。。。ティーダくんは走行距離14万キロを突破しており、
エンジンもそろそろやばくなっていて走行中急に電源が落ちた事が何度か
あったので「そろそろ買い替えどき」だとは思っていましたが、
入院等で延び延びになっていたんです。

恐る恐るエンジキーを回すと・・・・何と問題なく一発でエンジン作動!さすが日産!なんか色々ゴタゴタしているようですが、頑張って欲しいものです。
私としては「お前も生き残ってくれてたか〜」という気持ちでとても
嬉しかったですね。おそらくJAFかなんか呼場ないとならないと
思っていましたから。。。。入院前中古車屋の人に聞いたら
「2ヶ月のエンジンかけなかったら、上がっちゃうだろう」と言われてたので、
自分の状況と重ねわあせとてもハッピーでした。

と言っても年明け、彼は新たにエンジントラブルが発生し、結局3月頃には
手放す事が決定しました。鹿児島にも愛媛にも広島にも長崎にも行ったこの愛車。
残念ですがそろそろお別れです。

外泊中ですが、外食を合成に食べたい気持ちは十分ありましたが、
症状の悪化を恐れ全て支度で食べました。普段通り朝はパン・青汁・ウインナー。
昼はラーメン、夜は鍋でしたね。とにかく「できたての料理」を求めていたので
昼と夜は私が要望しました。2日ともです。味覚障害はまだ残っていたので、
妻に手料理を完全な形で味わえることは出来なかったのですが、
やはり家で食べると帰って来た実感を十分に感じる事ができました。

次の楽しみはお風呂!3回入りました。まだカテーテルは残っていたので
例の腕カバーを装着しての入浴です。半年前から比較すると別人のように
痩せてしまった体を見て感慨深くはなりましたが、やはり湯船に浸かると
心から安心感を得る事ができました。病院のシャワー室は狭く、
更衣スペースの出っ張ったとろこに非常コールボタンが設置してあったので
私は身体を吹いている最中何度も間違ってボタンを押してしまいその度
看護師が駆けつけて来て少々うんざりしていたのです。

沸きたてのお風呂に入り、できたての食事が取れればそれで十分でした。
あとは郵便物のチェックやPC宛のメール確認。録画してたまった
テレビ番組を見ていたらあっという間に2日間はすぎました。
特に体調の変化もなくぐっすり眠れました。

 

 

病院から戻って2日後、担当医から「今からこの部屋でカテーテルを取りましょう」
と唐突に言われました。少しびっくりです。挿入時は30分程度の処置で
終わったといえ、一応手術台の上に乗せられ、麻酔を打って多少の出血も
あったので、取るときも同じくらいの処置があると思ったからです。

私にとっては「また痛い思いをするのか」と結構憂鬱な気持ちになっていました。
しかし取り出しはベッドの上で行われ、慎重ながらも先生はスルスルと管を
腕から抜き出し10分もかからず終了しました。一番気にしていた瞬間が
こんなに簡単なものだとは。。。。たいしたもんですね。

この辺りから、退院後の治療方針説明とか、退院後の栄養指導とかそのような
予定が入るようになりました。ついに大きな問題もなく退院ができるのだな。
と実感しました。

ただ、チーフの先生が「退院後も場合によっては、再発防止の為ビダーザ治療
を継続する事も考えている」と言っていたのがきになるところではありました。
退院後の一番気にしなければならない点は再発と慢性GVHD対策。
なんかあまりのんびりしてはなかったですね。

 

今日はこんなところです。

それではまた。

 

 

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