おはようございます。CMBOです。
アイキャッチ画像は福岡県小郡市にある如意輪寺というお寺の
中にある癌切り不動明王。
がん治療のお祈りに絞った神社ってあまりないんですよね。
私は月に1回くらいはお参りしてます。ここは通称「かえる寺」とも呼ばれて
いて寺内にはかえるのお地蔵様が沢山あります。
このかえるの方が結構有名になって最近は中々の観光地になっています。
周辺には美味しいパン屋さんやケーキ屋さん、ラーメン屋さんもあるので
ご参考にされては。。。。
さて今回は私の退院後の生活について書いてみたいと思います。
重度な慢性GVHDにも罹らず何とか順調な療養生活を送っているのですが、
その間気をつけてきたことです。取り組んできたことが確実に良かった
のかどうかは何とも言えませんが参考にしていただければと思います。
下の写真が愛用中のアイテムたちです。
とにかく入院中から、担当医・看護師さんから何度も言われてきた事は、
・歯磨き(口からの菌の侵入を防ぐ)
・シャワー・お風呂を欠かさない(体に付いた菌を洗い流す)
・便通(体に侵入した菌を速やかに排泄する)
でした。特に歯磨きはしつこい程言われました。
この病気にかかるまでの私は正直歯磨きは朝1回のみで終わらせる事も
少なくなかったのですが、入院中から毎食後および寝る前、更には自宅で
おやつを食べた時もすぐに歯磨きするようにしています。
外出先でも携帯歯磨きセットを常に携帯し徹底。慣れれば習慣になりました。
自宅にいるときは仕上げに写真の一番下に写っている青の歯間歯ブラシで締めます。
入院中歯科医の先生に頂いたものです。通常の糸ようじ系の歯間ブラシでは
歯茎を傷めて出血の可能性があるのでこちらを推奨されました。
更には写真上の口腔ケアスポンジ、いわゆる舌清掃も行います。
前回も書きましたが私は下の持病があります。
更には抗がん治療以來舌が白身ががった状態になりましたので、歯磨き後常に
このブラシで磨いています。これも視界に紹介されたのですが、
50本で1500〜2000円と結構高い!更に基本使い捨てなのです。
ただし、歯科医さんからは「その都度水洗いをすれば2〜3日使用してもOK。」と言われましたのでそのようにしています。骨髄移植後、毎回ではないのですが、
食後なんとも言えない金属的な苦味が口内を襲います。しかし、舌ブラシをすると100%ではないにしてもかなりその症状は緩和されました。
療養中は家にいる時間が長くなったので、口内ケアは十分すぎるほど行っています。
そして保湿ケア。
移植後しばらく経ってから、肌がカサカサになってきました。
もう体全身です。病院から出された保湿ローションを1日4回塗って何とか
対応していました。同性ならわかっていただけると思うのですが、
男性って肌に保湿剤を塗るのはいやな方が大半ではないかと思うんですね。
基本汗かきの人が多く更にベトベト感が増すのと、塗った後に手先に残る
濡れた感覚がいやでその後の行動に差し支えがあるという。。。
共感いただけますか?
退院後もそれは続け、年末には治まりかけてきましたが、冬の到来・空気の
乾燥とともにツメの乾燥が激しくなってきました。
ツメは移植以来少しずつ生え変わり初めていたのですが、乾燥で割れやすい
状態になっていました。割れて皮膚の部分が露出してしまうとそこから
菌が侵入しやすくなります。現在私が愛用しているのは花王のcurel保湿液。
身体に優しいタイプの保湿剤です。これと病院から出してもらうローション型の
保湿剤を併用し、ツメだけに限れば1日5回以上塗っていますね。
それくらいツメの乾燥が見た目ですぐ分かる程激しいのです。
以上が私が退院以来徹底的に行っていた事ですが、見方を変えれば日常生活の
一環であり、特別な方法でありません。ただ、移植をする際の入院時、
医療関係者全ての方が、上に挙げた3点を忠実に守ればGVHDを緩和する
確率はかなり上がるはずと言われており、やはりそれは正しかったなと
いうのが現在の心境です。
後は十分な睡眠ですかね。これは不眠が退院後も続いており、未だに睡眠導入剤
を3日中2日は利用しています。依存性は低いもののようですが、
やむを得ません。
担当医にどこまで依存すべきか聞いた時には「年齢もありますからねえ、、、、
私も飲んでますし」と笑っていました。
やはり子供頃に教わる生活習慣というのは本当に大事な事なんだなと改めて
思っています。
今日はこんなところです。
それでは、また。