中居正広擁護派の気持ち

こんにちは、みやけです。今回は芸能に関する話です。このブログでも何度か記事にしている中居正広氏の一連の報道に関する内容について、私の見解を書いてみたいと思います。

ただしその内容は「この想いが中居さんに届け!」とか「社会に広く提言したい!」とかそういう事ではなく、単純にこの問題について振り返り自分の考えをまとめ振り返る為です。自分の気持ちをまとめるための回です。

私の過去のブログの内容を拝見していただいても分かるかと思いますが、私は妻やその親族が中居氏のファン、私自身も中居氏の事を好意的に思っていたので、中居氏側に立った視点での見解となっています。私自身の推測として「事実はそこまで酷い話ではないのでは?」と正直思っていた部分はあります。

しかしフジテレビへ対しての第三者委員会からの報告を確認する限り、被害者の女性からの訴えに沿った、いやそれ以上に酷い内容でした。中居氏サイドに立った私の思いは「被害者への配慮に欠けている」のかもしれません。でも私は中居氏の反対側に立とうとは思っていません。

上に挙げている前回のブログの内容については、何度も考えながら手直しもしました。被害者への配慮も何度も考えました。しかし「自分自身が中居氏側に立っていることを明確にしなければ意味がない内容である」と思い、あのような内容になりました。それでも、できる限り被害者に寄り添ったつもりです。

前にも書きましたが、殺人や放火魔等唾棄すべき大犯罪者でも弁護はつくのです。なので中居氏にいくら不利な問題があろうと、それを擁護する立場に回ることは問題行動ではない。そうすると「セカンドレイプだ!」という指摘がすぐに上がるのかもしれませんが、被害者自身を直接叩くような真似をしない限り、それは正当な行為である、と考えました。公共の電波でその発言をするのなら違ってくると思いますが。

以下の内容、3つに分けましたが私が考える点です。また、お気づきかもしれませんが、中居氏の呼び方についてついてこれまでは「中居君」としていましたが、今回からは「中居氏」としております。

① よくわからない点 「9,000万報道はどこから来た?」

今回の第三者委員会の報告について、「中居氏が慰謝料として9,000万支払った」という記載はなかったようです。ただし、メンタルを壊して入院中の被害者から中居氏に対して「治療費等を出してほしい」旨の要望があり、中居氏は100万円を用意するも結局それは被害者は最終的には受け取ることがなかった、という流れがあるようです。

もはやこの問題についてこの点は忘れられてしまった感があるのですが、そもそも「中居正広が女性トラブルを起こしたらしい。その処理で9000万円支払った」という報道がなされ、その”9000万円”という大きな金額により「そこまで大きな金額を支払うとすれば犯罪まがいのとんでもない事をしでかしたに違いない」と世間一般の大きな興味を引き、今もってそれが続いている、と思います。

この「9000万」の数字が先行したことは、意図的かもしくはそうでなかったとしても、被害者及び中居氏、もしくはフジテレビの3者にとって誰も得することではないと思います。被害者側にとっては「この話が第3者に対して興味を引くことが出来た」という利点はあったかもしれませんが、「被害者が9000万という大金を受け取っておきながら、まだどうのこうの言うのか?」という難癖をつけられる発端となった訳ですから。

結局、この「9000万」についてはどこぞの報道機関が世間一般の興味を得るためのでっちあげだったのか?そうも思いたくなります。それともこの問題の筋を書いている人間のシナリオだったのか?各種の中居氏に関する批判・指摘について私も同意する部分が多いのですが、この点については「ふざけた事やりやがって!」と思いたくもなります。

結局誰が言い出して拡散したのか、、、しかし当初は中居氏側の弁護人(犬塚弁護士?)から「大金を支払ったのは間違いない」という報道もあったと思いますが、、、どうもよく分かりません。

あと、もうひとつ。これは「よくわからない点」とは違うのですが、世間では中居氏のファン、いわゆる”中居ヅラ”の人々が「あなたのせいで中居君が引退しなければならなくなった」と被害者をSNS上で恫喝している、いう話です。

確かにそういう人達もいるのかも知れません。しかし”中居ヅラ”の中で「そのような事、誹謗中傷をしないよう」(それは一部かもしれませんが)横の連携もあり、そのような過激なバッシングをしている”中居ヅラ”と称している人たちの足跡をたどり、中居氏のファンでも何でもないことを突き止め、アカウントを削除させる、という対処も行っている、という事実もあるのです。結局中居氏のアンチがファンになりすまし被害者を叩いている事実もあるのです。

だからと言って、被害者の痛みが軽減されるものではありませんが、一応お伝えしておきます。

② ”上納”について批判されるべきはテレビ局

中居氏、もしくはタレントU氏の飲み会での行動について、あまりに女性に対して卑劣であり悪質であるため、そのターゲットになりがちでありますが、この問題の根本的な原因の発端はフジテレビであると思います。推測ですが、他のテレビ局も似たり寄ったりでしょう。

もちろん、それに乗っかったタレントたちには「未だにそんなことやっているのか?いい年して。こんなに時代が変化しているのに」という印象を持ちますが、結局それは巻かれた餌に食いついているだけであり、自社の社員を”貢物”として使用したテレビ局側の方が大きな問題があるのは明らかだと思います。

古くから芸能界を横目で見てきた中高年の人たちからすれば、今回の報道について「衝撃的ではあったが、まあそんなところなんだろうな」という思いでしょう。芸能界というのはそれ程イカれたところなんでしょう。まともな人は関わってはいかんのです。

しかしテレビ局というのは勤め人であり、スーツを正装として一見真面目な顔を基本見せているので、なんとなく「こちら側の人たちではないか」と思ってしまう訳です。しかし、そんなことは無く彼らもあっち側の人間であったことが改めて知られることとなったと思います。

今一般社会はこの十年近くの間、働く上での意識が大きく変わっており、根本的な部分は未解決かもしれませんが、サービス残業や職場でのハラスメントは大きく駆逐されています。しかしフジテレビについては、表面上は「働き方改革に取り組んでいる」等と言っていましたが、内情は、特に上層部の意識は昔のままなのだな、と強く感じます。

元々が恐喝体質であった会社が、タレントを盾に今までよく延命してきたものだと思いますが。こんなひどい感覚であったとするなら、テレビ局本体は勿論、それを監督する総務省も同じ穴のムジナであると思います。より具体的な改善策を立てるべきだと思います。

③ ファンに対しても”国民的アイドル”のまま逃げ切る気か?

中居氏は今年の頭にいったん芸能活動を継続できる旨のコメントをファンクラブのHP上で行いましたが、その後一転下記のコメントを掲載し、そのまま引退となり現在に至っています。

その後フジテレビに対しての第三者委員会の報告がなされ、それは中居氏が被害者に対して想像以上にひどい仕打ちを行っていた、という内容でした。私自身中居氏に対しては「そこまで酷いことを行っていたのか?」と思ったものです。そこまでの事を想像が出来ていない部分がありました。甘く見ていた部分がありました。

ただし、その内容については散々世間から指摘され、叩かれており私のその内容には、ほぼ同意しておりますので、ここで態々その事を語ろうとは思いません。ただ、私は中居氏を擁護し、庇う側に回っていた人の気持ちを書き記したいのです。

まず先に中居氏の引退報告とされている文章をUPします。

この後、一切のコメントを発していません。発表当時、この文の内容のあまりの稚拙さに猛批判、というか嘲笑を浴びたものです。私自身、これが関係者に対してのものなのか?ファンクラブに入っているファンに対してのものなのか?両方まとめてのものなのか未だに理解できません。というか、2つに分けての文章を作る心の余裕さえなく、雑に一緒にしたように思えます。

まず関係者に対しての文であるなら、最後にあくまでファン向けのコメントを一緒に入れ込むなんぞあまりに失礼です。もちろん現在進行形の色々な仕事が宙に浮いたという事もありますが、過去の中居氏単独での仕事、そしてSMAPとしてのライブ、テレビ番組、そして他のバラエティでの仕事、それが全てテレビに乗せる事はほぼ不可となった訳です。実に膨大な量だと思います。其れさえもスルーしてしまうほど余裕がなかったというのでしょうか?

その事について、本当に悔いている文章とは思えません。何も高尚で論理的な文を書け、と言っているわけではないのです。未だ持って自分の本当の気持ちを語ろうとせず、「俺が悪いという事して、終わりにしてくれ!」と言わんばかりの文面に腹が立ってしょうがないのです。

この時点、まだ第三者委員会の報道がなされる前であり、当人がその深刻度を理解していない部分があったと思いますが、私にしたら「心より謝罪」と言いながら、まだ雲上の人を演じている、国民的アイドルがそのキャラのままでお詫びをしている、としか思えないのです。

以前も書きましたが、中居氏は自分の内面を掘り下げられるのを断固として拒否する性格のようです。若い頃からMCの仕事に関わったのも「MCで聴く側に回れば、自分の事は聴かれないから」と何度も発言しています。しかしまだそうする気か?そう思うのです。

「人見知りで自分の家には滅多の事では誰でさえも上げない」としていたキャラが、若い女性を絡めた飲み会であれば自分の住まいを提供していた、、、何十年かけて作り上げてきたキャラがバレたのです。

それであっても最後のお別れの文章ではそれまでのキャラを貫き通すのでしょうか?事実を事細かく説明せよ!と言っているのではありません。自分の言葉で、ファンに寄り添い、誠実に文章を作ればいいと思うのです。もっとも自分の事をかばってきたファンに対しても騙した状態のまま幕引きを図ろうとするのか?

例えば、このトラブルを起こしたのが小倉優子さんだったとして(無理がありますが)、引退報告文をコリン星の言葉でつづっているようなものですよ!あのフワちゃんだってなんとかまじめなコメントつづったじゃないですか!

まだ中居氏を擁護しているファンだって沢山いるのは、ご当人も分かっているはずです。ファンクラブ閉鎖の際すべてのコメントに目を通したのなら。辛い状況を受け止めながらも、中居氏の”良い部分”は忘れることなく少しでもダメージを和らげるよう発言している人もいます。アンチの方はそれさえも許さないようですが、どんな犯罪者だって弁護人はつくじゃないですか!

この発表以降、第三者員会の報告があり、中居氏当人のメンタルは相当めちゃくちゃになっている事と思います。もう何も話したくないのかもしれません。それでも最後の力を振り絞って、「ファン用」と「世間一般用」それぞれのコメントを出すべきだと思います

繰り返しますが、謝罪しろと言っているわけでもありません。私個人の意見としては詳しい説明も不要です。中居氏がこれまで作ってきた芸能活動、特にテレビ番組が人の心に切り込むものが大半であっただけに、最後は中居氏自身が自分の内面をさらけ出してのコメントをすべきです。

当人にとってはものすごく嫌~なことかもしれませんが、そうすべきでしょう!負の部分だけクローズアップされていますが、SMAPの元リーダーとして毎回ライブの演出について、毎回嘔吐しながら一人で考えていたじゃないですか!その後香取慎吾さんにその役目を譲りましたが、どいれだけSMAP の構築に熱を入れてきたか。。。。

中居氏自身が昭和タイプの古い人間であることは自認しており、この状況に及んでもその考えた方は変えたくないのかもしれません。しかし昭和の芸能人はスキャンダルに見舞われた際、火だるまになりながらも自身の言葉で説明をしたと思うのです。ビートたけしさんしかり、勝新太郎さんしかり、島田紳助さんしかり、、、

しかし、その点については踏襲することなく、説明すべき点については、今のご時世の「ファンクラブのHP上の報告」だなんて。。。。古い人間なら古い人間らしい潔さを見せてほしいと思うのです。

とにかくですね、私の想いとしては「改めて自分の言葉での引退報告を出すべきである

ということです。

今日はこんなところです。それではまた。

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