昭和プロレス妄想企画! グランドオープン選手権(後編)

こんにちは、みやけです。今回もプロレス妄想企画の後編となります。1983年のグランドチャンピオンカーニバルについて、元のように総当たりリーグ戦をメンバーを豪華にして開催したらどうなったか?と細かいマッチメイクまで妄想したものですW。前編では前半戦の山の大阪府立体育館大会まで書きましたが、今回は東京体育館大会、更には最終戦の京都府立体育館大会となります。果たして優勝は誰の手に!

津市体育館

▲ ハンセン 6点 (両リン) ▲ スミルノフ 2点 

⊡ ロビンソン  7点 (リングアウト) ■ デビアス 5点

● 上田 0点(PF)〇 アキーム 3点

メインは誰もが「ハンセンの楽勝」と予想した試合。スミルノフはアキームに勝利した以外は全くいいところがありません。マスコミからも「参加させる必要は無かった」と酷評されていました。

その指摘を知ってか知らずか?流血怪人はこれまでにないいい動きを見せます。ハンセンの突進をリープフロッグで躱し返す刀で強烈なカウンターキック!場内が大きくどよめきます。焦るハンセンですが、中々ラリアットを打つ機会を見出せません。

それどころか肝心の左腕を気にするような仕草を時折見せます。これはロビンソン戦での左腕攻めが今になって効いてきたのか。。。結局双方決定打が出ず、場外乱闘からの両者リングアウト!ハンセンにすればまさかの無得点試合。しかも左腕を痛めた雰囲気であり来るブロディ戦に不安を残します。

愛知県立体育館

▲ 馬場  8点(ノーコンテスト)▲ テリー 7点

■ ハンセン 6点(反則) ⊡ レイス 8点

⊡ 鶴田 6点(反則)■ シン 7点

● 天龍 4点(PF) 〇 ブロディ 6点

前半は冴えませんでしたが、徐々に試合内容が良くなってきた天龍。ブロディ相手に果敢なファイトを見せますがやはり牙城は崩せず。ゴリラスラムからのフライングニードロップで3カウントを奪われます。

鶴田対シン戦は初っ端から場外乱闘。まともな試合にはならず、3分強でシンが凶器を取り出し反則負けとなります。鶴田はコーナーポストに上り「オ~~ッ!」と雄たけびを上げますがこの時点ではファンも冷ややかな反応。。。。

セミはハンセン対レイス。ハンセンはロビンソン戦で痛めた左腕が悪化したのかいつもより分厚いサポーターを巻いて登場します。流石にレイスはそこを見逃しません。アームバー、アームブリーカー、キーロック等多彩な攻めでハンセンを追い込みます。

完全に動きを止められてしまったハンセンですが、不意を突いて”右”のラリアットをレイスにぶち込みます。しかしそれでは流石に威力半減。レイスはカウント2で返します。追い込まれたハンセンはブルロープを取り出し大暴走!レイス、レフリーのジョー樋口を次々に殴りつけます。当然反則負け裁定となってしまいます。

得点を追加出来なかったハンセンですが、それよりも「右のラリアット」を出さねばならないほど左腕の負傷は酷い、と周囲に思わせたのはもっと不味かったのかも知れません。

メインは馬場対テリー。意外と波長があるこの2人、テリーが軽いフットワークを見せれば、馬場もそれに呼応。馬場にしたらいつになくスピーディな試合展開となります。テリーがローリングクレイドルを繰り出せば、馬場もアトミックボムズアウェーを繰り出し実にスリリングな展開!

いよいよ試合が佳境に入った23分過ぎ。またもや乱入者が、、、ブロディとシンが次々に乱入し馬場・テリーと大乱闘!ドリーも助太刀に入り、5人が大乱闘!収拾がつかなくなった為レフリーのテーズはノーコンテストは判定。痛恨の両者無得点試合です。

優勝に赤信号がともったテリーファンクは憮然。悔し紛れに本部席のゴングを意味もなく乱打します。そんな中筋肉質のジャージ姿のレスラーがリングイン。テッド・デビアスと、もう一人はなんと新日本プロレスビッグファイトシリーズ2にエースとして来日していた”鋼鉄男”ポール・オンドーフでした。オンドーフはゴングを乱打するテリーを慰めるのです。

オンドーフは当時ミッドアトランティック地区でデビアスと絡んでおり旧知の中。今回はたまたま名古屋にデビアスを表敬訪問したのですが、デビアスの師匠のテリーが受けるブロディ、シンの反則攻撃にいても立っても入られず乱入したようです。しかし後日新日本プロレスのフロントはオンドーフのこの行為を「問題行動」と判断し、翌年以降二度とお声がかからないという結末になってしまいます。

長崎国際体育館

〇 テリー 8点(PF) ● 上田  0点

〇 レイス 10点(PF) ● アキーム 3点

大分県立荷揚町体育館

〇 ブロディ 8点(PF) ● デビアス 5点

⊡ シン 8点(反則) ■ ロビンソン 7点

東京体育館

▲ ハンセン 6点 (両者カウントアウト)▲ ブロディ 8点

⊡ テリー 10点(リングアウト)■ ドリー 4点

〇 馬場 10点(コブラツイスト) ● シン 8点

△ 鶴田 7点(時間切れ 引き分け) △ 天龍 5点

いよいよシリーズ天王山の東京大会。会場には日本テレビの現社長が訪れる緊張モード。全日本プロレスの”ゴールデンタイム放映復活”が確実になったため、社長にも以前とは変わったマット界の現状を実際自身の目で見てもらおうという目論見のようです。

そんな考えにジャストフィットしそうなのが鶴竜対決!現時点での実績は鶴田がリードしていますが、リーグ戦中盤からは天龍も調子を上げてきており、何が起こるか分かりません。静かな立ち上がりでしたが15分過ぎから試合はヒートアップ、天龍は延髄切りから、サイドスープレックス、ダイビングエルボードロップで攻め立てれば、鶴田はコブラツイスト、ボストンクラブで天龍の動きを止め、パイルドライバーからのフライングボディシザースドロップで勝負に出ます。

しかし天龍は耐え抜き、28分過ぎに鶴田が放ったバックドロップも投げられる寸前にロープを蹴りカバーに行かせません。結局時間切れ引き分けのドロー。天龍の体力向上が大いに感じられた一戦でした。

続いて馬場対シン戦。意表を突いたシンのクリーンファイトからスタート。馬場は攻めあぐねます。しかし7分過ぎから我慢しきれなくなったシンがついに凶器攻撃!トーキックの連打からコブラクローでカバーに行きますが、流石に馬場もこれくらいでは参りません。

16文、かわず掛けで反撃!シンは凶器を取り上げられたものの、いつの間にかセコンドに入っていた上田から別の凶器を受け取り攻撃!それに耐えた馬場は脳天から竹割からのギロチンドロップで反撃します。そして意表を突いたコブラツイスト!しばらくこらえていたシンですが、馬場が自身の上半身を後方に反り返るとシンの身体が更に上部に伸び切り一層絞めあがります。ついにシンがギブアップし完全決着となります。

セミはドリー対テリーの兄弟対決。ドリーのインター王座初防衛戦以来2年ぶり2回目の対戦です。2連敗は避けたいテリーが積極的に攻めます。テキサスクローバーホールド、ローリングクレイドルでフォ-ルを狙いますが叶いません。対するドリーもダブルアームスープレックス、バックドロップで対抗!一進一退の好勝負となります。

23分過ぎ、ドリーが照りにスピンニングトーホールドを仕掛けたところでなんと上田馬之助が竹刀を持って乱入!試合をぶち壊しに来たわけですが、ここは兄弟が試合を中断して上田退治に協力!ロープに振ってのダブルのカウンターエルボーで上田を蹴散らします。

そして残り時間3分となったところでテリーがドリーを場外に誘い出します。ドリーはカウント10ギリギリまでテリーをスピニングトーホールドで攻め立て僅差でリングインしようとしますが、逆にテリーに後ろからタイツを掴まれ場外再転落。テリーが逆転のリングアウト勝ちを収めます!

そしていよいよメインはハンセン対ブロディの超獣対決!いよいよ実現した夢の対決です。普段はタッグを組む2人ですが、優勝を狙うためこの日だけは気持ちを切り替えて対戦!館内の盛り上がりも最高潮に達します。観客の声援は五分五分。

しかしハンセンはラリアットを打つ左腕を痛めており、ブロディの非情なキック攻撃で5分過ぎには動きが止まってしまいます。ブロディはハンセンの左腕へのブレーンチョップ、更には珍しくアームブリーカーを繰り出し追い込みます。ハンセンも「デエィ」からのエルボードロップやドロップキックで反撃しますが後が続きません。ブロディは巧みにペースを取り戻します。

しかし12分過ぎに試合は動きます。ロープに振ってのキングコングキックを狙うブロディ。しかしハンセンは寸前に躱し返す刀で左のラリアット。完璧に決まりましたが、ハンセンは痛みのあまり直ぐにフォールには行けません!両者ノックダウン!

先に立ち上がったのはブロディ。ゴリラスラムで軽々ハンセンを宙に舞わせギロチンドロップ、更にキングコングニードロップを叩き込み勝負あったかと思わせましたがカウントは2!諦めないブロディはトップロープに上ろうとコーナーに向かいますが、ハンセンは後ろからブロディの後頭部に向けてこの2度目のラリアット!

これを受けて両者大の字になりますが、双方ダメージが大きくレフリーのルーテーズの10カウントが入ってしまいます。両者カウントアウト!不完全決着でしたが両者力を出し切ったド迫力の一戦に観客は大満足。日本テレビ社長も満足げに会場を後にしました。

釧路市厚生年金体育館

〇 ブロディ 10点(PF) ● アキーム 3点

■ レイス 10点(リングアウト) ⊡ デビアス 6点

札幌中島スポーツセンター

▲ テリー 10点 (両リン) ▲ シン 8点

△ 鶴田  8点(時間切れ引き分け) △ ハンセン 7点

⊡ ドリー 5点(反則) ■ ブロディ 10点

まずはドリー対ブロディの因縁の対決。まずはドリーが早めに仕掛けスピニングトーホールドでダメージを与えようとしますが、ブロディは再三片方の足からキックアウトを計り脱出します。しかしブロディの攻撃もドリーの巧みな受け身にうまく決まらず。結局はチェーンを持ち出し手痛い反則負けとなってしまいます。

セミは鶴田対ハンセンのライバル対決。左腕に不安があるハンセンは右腕を使った逆片エビ固めで鶴田の腰に集中攻撃をかけます。鶴田は返そうとしますがコーナーポストを正面にして固めているハンセン、鶴田が押し戻そうとするとコーナーポストに頭を突っ突っ張って元に戻してしまいます。

本来はロープブレイクとなる状況ですが、レフリーのテーズは気がつきません。この流れが再三繰り返され、スタミナが切れてしまった鶴田はいよいよギブアップ負けか?と館内騒ぎ立てますが、サブレフリーのジョー樋口のクレームによりようやくロープブレイクとなります。

九死に一生を得た鶴田。しかし長時間の片逆エビにより動きが緩慢。トップロープからのジャンピングニー、空中胴締め落としと攻め立てますがいつもの技の切れがありません。しかしハンセンもラリアットを打つタイミングを見いだせず、無念の時間切れ引き分けとなってしまいます。ハンセンは全日本再登場後初のタイムアップドローです。

メインはテリー対シン。シンへの憎悪を燃やすテリーはシンがリングインするや否や襲い掛かかかります。シンのターバンを奪い取り首に巻きリング内を引っ張りまわす!しかしシンは凶器攻撃で反撃。ブレーンバスターやアルゼンチンバックブリーカーという正統派の技を繰り出しテリーの意表を突きます。

しかしテリーはシンを追い込み、テキサスクローバーホールドを決め、ギブアップか?と思われた瞬間、リングサイドに顔を黒色のペイントで染め抜いた大男が現れました。”テン・グー”のいでたちをした上田馬之助でした。

劇場したテリーはテン・グーを追って場外へ、シンもそれに続きます。結局両者リングアウトとなり双方痛い無得点試合となってしまいます。

横須賀市総合体育館

〇 ドリー 7点(PF) ● アキーム 3点

△ 天龍 6点(時間切れ引きわけ) △ ロビンソン 8点

大宮スケートセンター

⊡ 馬場 11点 (リングアウト) ■ ドリー 7点

〇 ハンセン  9点(PF)  ● 上田 0点

諏訪湖スポーツセンター

● テリー 10点(逆さ押さえ込み) 〇 ブロディ 12点

⊡ レイス 11点(反則)  ロビンソン 8点

〇 鶴田 10点(PF)●アキーム 3点

〇 上田  2点(PF)● スミルノフ 2点

優勝へ向けひた走るテリー、逆にもう1敗もできなくなったブロディ。メインはこれまた遺恨対決となります。体力的に劣るテリーは右のパンチ、ヘッドバット、トーキック等ラフファイトに活路を見出します。

ブロディは冷静にベアハッグでテリーの体力を奪い、意表をついたフライングボディアタックでフォールを奪いに行きますが惜しくもカウント2!テリーも必死の反撃!パイルドライバー、ブレーンバスターと畳み込みますがブロディは3カウントは許しません。

しかしブロディはテリーの一瞬のスキを突き、逆さ押さえ込み!これが見事に決まりまさかの3カウント!テリーはピンフォール負けで痛い無得点試合となってしまいます。

富山市体育館

▲ 馬場 11点(両リン)▲ 上田 2点

⊡ 鶴田 11点(リングアウト) ■ レイス 11点

△ 天龍 7点(時間切れ引き分け)△ テリー 11点

西脇総合市民センター

〇 ハンセン 11点 (PF) ● アキーム 3点

〇 ドリー 9点(PF)● デビアス 6点

 ▲ シン 8点(両リン) ▲レイス 11点

この日の時点でトップは12点のブロディ。ブロディが最終戦のシン戦で勝ち、2点を取れば他のレスラーの結果を待たず優勝が決定します。2位は馬場・鶴田・テリー・レイスが11点で並びます。またドリーは9点ですが天龍に勝って11点としてもブロディには届かずテリーがブロディに勝った時点で優勝は消滅していました。このような状況で最終戦の京都府立体育館に挑みます。

京都府立体育館

● 馬場 11点→11点 〇 ハンセン 11点→13点

△ 鶴田 11点→12点 △ テリー 11点→12点

■ ブロディ 12点→12点 (リングアウト) ⊡ シン 9点

▲ レイス  11点→11点 (両リン) ▲ 上田 2点

〇 ドリー  9点→11点 (首固め) ● 天龍 7点

まずレイス対上田戦です。上田が早々から場外乱闘に誘いまともな試合を行う気配がありません。レイスもネックブリーカーからブレーンバスターで勝負をかけますが上田がタイツから凶器を取り出しレフリーのミスター林のブラインドをついての反則攻撃。

そのまま場外戦となり無念の両者リングアウト!この時点でレイスの優勝は消滅することになります。

次はブロディ対シン戦。ここで2点を獲得すれば優勝が確定するブロディは積極的に攻め立てます。キックの乱打でシンを追い込み、アバランシュホールド、ブレーンバスターと大技ラッシュ!シンはタイツから凶器を取り出し反撃しようとしますが、レフリーの和田恭平に見つかり没収されてしまいます。

勢いに乗るブロディは更にギロチンドロップ、そしてパイルドライバー!シンに大きなダメージ!あと一歩でピンフォール勝ち!というところでリング外に花道に試合を終えた上田馬之助の姿が、、、手には木刀を持っています。

明らかな乱入目的ですが、この試合での全日本セコンド勢は明らかに雰囲気が違いました。阿修羅・原を筆頭に石川敬士、佐藤昭雄、グレート小鹿、大熊元司、ロッキー羽田、百田光雄、百田義浩からウルトラセブン、更にはジュニア王者の大仁田厚まで勢ぞろいし、上田の前に人間バリケードを作ります。

実はこのシリーズ、あまりに試合中の乱入の多さにファンから大きな苦情が上がっていました。ゴールデンタイム復帰濃厚の全日本サイドとしてはここでぞんざいな対応はとることは出来ず、この試合に限って事務所総出の乱入阻止対策を取ることになったのです。

上田は木刀を振り回しますが、セコンドは代わる代わる上田をブロックし乱入を許しません。最後には場外で原が上田に四の字固めを決め動きを止めてしまいます。KO寸前のシンは絶体絶命のピンチ!その時リング上ではブロディがゴリラスラムからトップロープからのフライングニードロップをシンに決めた!いよいよ完全決着か!

そう思った瞬間、上田と全日セコンドが入り乱れる反対側からリングインした目出し帽を顔を顎まで覆い黒のパーカーを纏ったずんぐりむっくりの男?がゴキブリのように乱入!なにやらチェーンのようなものを取り出しブロディに一撃を加えます。

これにブロディは激怒!直ぐに逃げる黒パーカー男を追ってリング外に。しかも間の悪いことにレフリーの和田恭平は上田と全日セコンドの方に目が行っており黒パーカー男に気が付いていません。黒パーカー男は見たところ180㎝、120キロ程度の巨漢ながら実にすばしっこく場内を逃げ回り、ブロディを振り切ってしまいます。

そして和田恭平は場外に出たブロディへのカウントを開始し、そのまま10カウントがコール!ピンフォール勝ちから一転、リングアウト負けとなってしまいます。これでブロディの優勝は絶望的です。

ブロディから逃げおおせた黒パーカー男は、会場から逃亡しようとしますが、途中この日の前座試合に出場したが、試合中負傷し治療を受けていたマイティ井上と控え室前ではちあわせしてしまいます。井上は騒ぎが気になり控室からたまたま出てきたのでした。

井上は開口一番「おまえ鶴見やないか!なにしとんのや!」と男がまとうパーカーをつかみます。そしてもみあいになり、パーカーの上に貼った黒のテープが剝がれてしまいます。その下には”独立愚連隊”の印字が。。。パーカー男は井上の手を振り払い、「何が出場停止だ!コラッ!」と甲高い声で叫び建物外の暗闇に消えて行ってしまいました。

優勝を取り逃がしたブロディは大荒れ!後藤政二や川田利明を思い切り椅子でぶっ叩いた後、チェーンを振り回し咆哮しながら場内を練り歩きます。しかししばらくすると寂し気に控室に消えていきました。

いよいよセミ。鶴田対テリーです。”馬場越え”を立証するため是が非でも優勝したい鶴田、対するテリーは半年後に引退を控え有終の美を飾りたいのは間違いなく双方落とせない一戦です。レフリーはルー・テーズ。師弟関係である両者だけに序盤は静かな立ち上がりとなります。

実は鶴田はシリーズ中、テーズから必殺技のバックドロップをレクチャ―されており、この技の精度に磨きがかかっていました。しかし今日は中立のレフリー。テーズ自身も「もちろん今日は公平に裁くつもりだ!」と断言していました。

そしてゴング!試合が動いたのは12分過ぎ。鶴田はジャンピングニーパットからフロントスープレックス、ブレーンバスターを炸裂させます。しかしテリーは巧みに受け身を取り3カウントを奪わせません。逆にローリングクレイドルを仕掛けますが、おしくもカウント2!

テリーはロープ際でダウンした鶴田に頭から突っ込みますが、鶴田は寸前で躱し、テリーはその後ろにいたテーズとぶつかってしまします。場外に転落し動けなくなったテーズ。対するテリーは場外戦でも鶴田にダメージを与え、先にリングイン。

ふらふらとエプロンに立ち上がる鶴田。テリーはロープ越しのブレーンバスターを仕掛けます。しかし鶴田は空中で体を入れ替えテリーのバックに回るやバックドロップホールド!完璧に決まりどう考えても3カウント!、、、と思われましたが、テーズが場外でダウンしており、なんとかカムバックしてマットを叩くも惜しくもカウント2。鶴田は悔しがります。

結局、その後も両者は主導権を握れず、25分過ぎにテリーのトップロープからの回転エビ固めが決まりますが、これも決定打とはならず結局時間切れ引き分けとなってしまいます。優勝が遠のいた両者。しかしまだわずかな可能性があります。師弟関係の2人は最後はクリーンに握手してリングを去りました。

そしていよいよメイン!馬場対ハンセン戦です。ピンフォールで勝った方が優勝。どちらかが1得点以下の場合は複雑な巴戦、もしくは優勝決定トーナメント突入となります。馬場は迫りくる引退説の払しょく、対するハンセンは全日初登場後、話題の中心にいるものの、シングルマッチでの栄冠はまだゼロなのでこれも大きなモチベーションがあります。いよいよゴング!

体力に不安を残す馬場は序盤から積極的に攻撃します。狙いはハンセンの左腕一本!腕ひしぎ逆十字、アームバー、各種アームブリーカーを連発で繰り出しハンセンの動きを止めます。ハンセンも脱出はするもいつも間にか馬場のペースにはめられてしまします。

馬場はハンセンの左腕にのしかかるようなアームブリーカーの連発!のたうち回る不沈艦!いよいよ勝負に出た馬場は16文からギロチンドロップ、そしてランニングネックブリーカードロップ!しかし惜しくもカウントは2!さらに馬場はハンセンをロープに振りカウンター攻撃を狙いますが、ハンセンはそれを制して左腕のラリアット!

ハンセン渾身の一撃でしたが、馬場は場外にエスケープ。ハンセンも馬場を追いますがダメージはそれほどでもない馬場は鉄柱にハンセンの左半身をぶつけ攻撃を続けます。更に攻撃を緩めない馬場!館内からは「馬場!気をつけろ!」の野次。その瞬間ハンセンは巨体を宙に浮かせ捨て身のドロップキックを放ちます。

思わぬ奇襲に後頭部を打ってしまった馬場、しかし気力を振り絞り立ち上がります。ハンセンは先にリングイン。馬場もエプロンに復帰し左腕攻撃を続けチョップを繰り出すのですが、ハンセンに読まれ空振り!体を裏返されハンセンにバックを取られてしまいます。

そしてハンセンは馬場の巨体を強引に引っこ抜く形でのバックドロップ!馬場が落ちたのはリング中央!解説席のゴング・竹内浩介氏が「これはまずいですよ!」と絶叫します。館内の悲鳴をよそにレフリーのルー・テーズは非常な3カウント!両者正面からぶつかり合った好勝負でしたが軍配はハンセンに上がることになりました。

1ヶ月以上の大混戦のリーグ戦を制したのはスタン・ハンセンでした。やはり全日本登場後、いまだシングルのタイトルを巻いていないのは忸怩たる思いがあったのでしょう。盟友ブロディがずっとインター王座の防衛戦を続けているだけに。

こうしてグランド・オープン選手権は幕を閉じたのです。

いかがでしたでしょうか?2週に渡った妄想企画。ポイントはですね、この当時全日本に所属していたレスラー、レフリー(海外遠征組は除く)は全てなんらかの形で登場しているのです。レギュラー外人メンバーも大方名前が記されています。

まあ、たまにはこういう事も書かせてもらっていいのではないでしょうか?個人的にはシンと上田をすき放題使わせてもらって書いていて楽しかったですねw、それから鶴見も。

ちなみにリーグ戦の結果は以下のとおりです。

今日はこんなところです。それでは、また。

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