佐賀プロレス! 藤波辰巳&小林邦明トークショー!

皆様こんにちは、先週日曜は「佐賀プロレス」という地域密着型のプロレス団体が開催したイベントに参加してきました。その事をレポート的に書いてみたいと思います。参加したのは藤波辰巳選手!、小林邦明選手!、そして進行役は若林健治アナとプロレス研究家の流智美氏という豪華メンバー!しかも無料での開催でした!

私は4年前にもこの佐賀プロレスの試合に観戦に行っておりそれ以来の参加でした。その時は藤波選手、ヒロ斎藤選手、それから足を切断したばかりの谷津嘉章選手らが来てトークショーは前田日明さんが参加しました。今回は佐賀プロレス創立10周年の記念イベント。目玉の一つに初代タイガーマスクと小林邦明のトークショーが発表されていたのですが、佐山さんが体調不良という事でタイガーは不参加。ちょっと残念でしたね。

しかしこの日の北部九州の天気予報はずいぶん前から雨であり、「開催はかなり厳しいのでは?」と思っていました。「雨天時は会場横のサンメッセ鳥栖でトークショー」との記載がポスターにあったのでおそらくそうなるだろうな?と思っていました。しかし試合開始1時間前に会場に着いてみるとリングが組んである!席も若干並べられ小雨に変わるようなら試合をやりかねない雰囲気でした。。。

しかし関係者はウロウロしているものの、特に何の告知もないので集まってきた人たちはその辺をぶらぶらしたり、トークショーが開催な会場になるサンメッセ鳥栖の1Fで雨宿りするしかありませんでした。雨あしはそれなりに強く「雨天決行」の判断はちょっとあり得なかったですね。

リングに近寄ってみるとマットの上はびしょびしょでした。垂れ幕には「日本ボビナム協会」の文字が、、、この団体は本日出場予定であった冨豪冨豪夢路さんが大きく関わっている団体であると後で知ることになります。ボビナムとはベトナム式の武術のようです。しかしどう見てもプロレスを行うのは無理な状況の中で既にザっと見100近い人が集まってきており、このイベントの認知度がうかがい知れました。

そして開始30分前の13時30分頃、主催者より「雨の中の開催は観覧者の健康状態を損ねる可能性があり、プロレスは無念の中止。14時30分からを目途にサンメッセ鳥栖でトークショー開催」との告知がアナウンスされました。元々試合をする予定であった選手たちはすべて到着しており、その人たちの顔見世もあるようです。14時20分ごろに4階フロアのドアが開場!

フロア内には横10列x縦12列の椅子が並んでいましたが、直ぐに席は一杯になり奥から椅子を引っ張り出して横を4列追加で並べていました。おそらく最終的には160~180人くらい観戦したのではないかと思います。いやいや、、大したものです。このイベントのMCは元日本テレビの若林アナ流智美氏。もともと若林アナは試合の実況をする予定だったのでしょう。

流先生を生で見るのはこれで3度目でしたが相変わらずの渋い声!若林アナは自分でも自虐的に語っていましたが、お腹周りが凄いことになっており、グレート・アントニオも真っ青な体形。。。

イベント開始前には、前述の「日本ボビナム協会」のメンバーが壇上に上がり、演武のようなものが行われました。内容的には、、、、う~~~~ん。。。まあ、いいんじゃないでしょうか。。。!夢路さんはZERO・ONEの印象が強いのですがしぶとく業界で生き延びているのですね。もう50代半ばの御年になられるようですが。。。

その後、この大会を主催するサガン虎さんからの挨拶。もともと3試合が予定されていましたが、第1,2試合出場予定の選手もテーマに乗って入場してのコメントがあるようです。しかしこのイベントのスポンサーであった「大島組」という会社って凄い太っ腹だと思います。このイベントが最初っから入場無料というのも凄いですし、東京から著名な関係者を呼んでいるわけです。

サイン会&撮影会も1000円くらいとっていいと思うのですが全て無料でしたし、それどころか色紙も無料提供。なおかつ色紙が雨に濡れない様その場の判断でビニール袋をどこからか調達してくるという神対応でした。素晴らしいスポンサーです!佐賀県鳥栖市の建築会社のようですね。

http://www.oshima-gumi.co.jp/

第一試合  林田伸一 対 KINGU  (インタビューのみ)

林田さんは写真左側の中年男性。4年前のイベントでも試合を見ました。聞き覚えのある選手だな~と思っていたら、高野俊二が関わった西日本プロレスに所属していた選手なんですね。もう30年近くマット界に関わっているわけです。私より年上とは。。。。

林田んさんはマレンコ道場に出入りしていたことがあるということで、首投げの入り方等の説明をしてくれました。その際MCの流氏が「マレンコ道場!会場の皆さん!マレンコ道場をご存じの方挙手してください!」というと概ね3割くらいの人が手を挙げたのですが、流氏は「うん!半分以上知ってるんだね!じゃあ今日のお客さんは玄人の人が多いという事でディープな話中心で行きましょう!」とのたまい、本当にマニアックな話中心の話をされていました。。。会場はお子さんも多かったのですが。。。

第二試合  磁雷矢 対 不明(私が失念)

磁雷矢選手は福岡市で「リアルルチャリブレ」を主宰するこれまたプロレス30年を超すベテラン選手です。地元福岡ではそこそこ知られた存在であり、門下の選手には小学生もいます。今回も小学生のマスクマンを引き連れておりました。キッズマスクマンにもインタビューが行われたのですが、その子の発言を聞いた壇上の某関係者が「うう~~~ん!キャワイイ~~っ!」とマイクで絶叫。。。「ああ、やはり、、、」と思った次第です。

第三試合  藤波辰巳・サガン虎・LEONA 対 冨豪冨豪夢路・リッキーフジ・アズールドラゴン

試合前ヒールトリオが壇上にそろいBGMに乗せてダンス?を披露。ノリノリで踊っておりました。ブリーフブラザーステイストなダンスです。それに触発されてか流れ先生と若林氏アナも一緒にダンス!若林さんはともかく流氏はそういうキャラではないのでちょっと驚きでした。後日、流氏に近い関係者の方にその話をしたところ「酒の席でも踊るなんて姿は見たことない、、、」との事でした。。。

その後 藤波辰巳&小林邦明 のトークショーです!

内容的に「えっ!」と驚くような話はなかったのですが、藤波選手のどんな質問にも誠実に回答する律義さが印象的でした。バラエティ番組で魅せる穏やかな人柄のイメージががそのままでしたね。

また、息子のLEONA選手が「今の自分は未熟なのでそれは出来ないが、いつかは”藤波”という名前をリングネームで使う事を目標にやっていきたい!」と力強く語った時にの、藤波選手の優しさと厳しさが同居した何とも言えない表情が印象的でした。

あと、小林選手!正直しゃべりはそれほど流暢ではなかったのですが、まじめな人柄が伝わってきて大変好感が持てました。鉄板ネタの「新幹線ビュッフェメニュー全制覇事件」の掴みの後、自身のガン経験について話してくれました。私は小林選手が2回ガンにかかった事は知っていましたが、実は4回かかっていたとの事。しかも肝臓は2回とのことでした。なんという精神力!

最も印象的だったのは、若林アナから「ガンに4回かかられたそうですね?」と聞かれた際、その言葉をさえぎって

「いや、違います!ガンを4回乗り越えたのです!」

と力強く語ったのがとても印象的でした。私も「乗り越えた」と確信したいガンサバイバーですので、この表現にこだわるのはとても分かります。小林選手のプライドがとてもよく現れたシーンだったと思います。流氏から「傷跡を見せてもらう訳にはいきませんか?」との問いかけに上着を少しめくって説明されていたのも印象的でしたね。

そして猪木さんとの思い出を語りながらのプロレス談義。最後は恒例のダ~~~ッ!で締めです。

その後、ツーショット撮影会&サイン会です。私がとっても感心したのはこの時でした。これに参加を希望した人は100人を超えていたと思います。流れとしては前の席から順番に整列し自分のスマホを用意し、回ってきたら着席し、関係者から1枚写真を撮影してもらう、という流れです。その際両選手に声掛けすることも握手してもらう事も制止はされませんでした。

結局全員にこの対応を行ったため、撮影会&サイン会は1時間を軽く超える長丁場になってしまったのですが、藤波選手・小林選手、2人とも疲れを見せることなく、ファンの問いかけにもしっかり対応しており素晴らしいなと思いました。ただでさえトークショーの後なのですからくたくただったと思うのですよ!

また、主催者側の気配りも素晴らしく、撮影がうまく撮れてていなかったら、しっかりチェックして撮り直しをしてくれました。私の時も小林選手が少しそっぽを向いてしまったのですが、主催者側がそれに気づきもう一枚とってくれました。こちらとしてはそれでも充分だったしかえって恐縮でした。佐賀プロレス、素晴らしいです!いくら10周年でもこんなイベントをタダでやっちゃっていいの!そんな印象でしたね。

という事で、非日常の世界を十分に味わえた至福のひと時でした。最後に流先生にも簡単にご挨拶できました。

皆様ありがとうございました!それでは、また。

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