こんにちは、みやけです。今回は政治および経済の話を書きたいと思います。

この手の話は、、、、まあ、何度か書いていますが色々とややこしいことになりがちですし、慎重に扱った方がいいテーマなのですが、今回ばかりは私自身どこかで表明しないと気が収まらない部分もありますので、とりあえず思っている事をあれこれ書いてみたいと思います。

なぜこんな話題を急に取り上げたかと言うと、まず経済と私達を取り巻く環境、、、物価高と収入が上がらない問題ですね。個人的な感覚ではあるのですがこれは不安とかそういう次元ではなくもうかなり深刻な実被害が一部だけでなく、多くの国民に影響を及ぼしているのではないかと思います。
この点について、政治家は(野党含む)そこに寄り添っている振りをして、その実自分が主張したいことに絡めたいだけか、もしくはその”危機”に気付く能力さえもない人ばかりのように思えます。抜本的な事を誰も手を付けようとしていないのではないか?その思いがいつになく強く感じ、どうにも我慢がならないこの気持ちが少しでも世間に届けば、と思ったのです。そしてご当人たちは選挙が近くなってきたからか、ここ最近で耳触りの良い調子のいいことを言いだす人が続出してますが。。。
まずは、物価高ですよ!これは皆さん同じ思いをしていると思いますが、かれこれ2年くらい前から生活必需品の値上げが止まらない!もちろん米の価格もそうなんですが、それ以外のパン、麺類の価格も跳ね上がっているのだからもうどうにもならない、日々買い物をされている方なら、スーパーで買い物をして合計金額の多さにびっくりする、その思いは分かっていただけると思います。遊興費は相当削っても月々連続の赤字。。。
家計を把握しておらず、連日他人の財布を当てにした外食三昧の人達は、この「すべてが値上げになっている」現実にピンと来ていないから「米が高ければパンを食べれば?サンドイッチもありますが?」とかそういう非現実的な話が出てくるのだと思います。
私も小売店の物流、及び商品仕入の端くれに身を置いていますから、このあたりの裏事情はそれなりに把握しています。メーカーや小売店が便乗値上げをしてる、とかではないんですね。むしろなるべく値上げを先送りするようギリギリまで粘っている。メーカーも担当営業社が会社に掛け合ってそれに協力してくれたりする。直接の原因はウクライナでの戦争による物流費・人件費のUPが大きいんですよ。

ただし、生産者側も被害者、なんて事は一切思っていません。むしろ自業自得だと思っています。遡るとバブル崩壊以降、日本の各メーカーもしくは販売店は過激な価格競争へと戦略をシフトしました。それによって100均や激安販売店、飲食店が社会を席巻しました。「安い事は素晴らしい!消費者の味方!」大衆はそう刷り込まれてきました。
ただしその経営者がどのような仕組みでそれを成り立たせたかというと、海外からの輸入で仕入を安くあげ、尚且つ海外に工場を作りそこに生産拠点を移し、人件費も削減したのが基本の構造です。ただそれで日本が潤えば良かったのですが、結果、そういう取り組みをしている会社の日本の社員はほとんど給与は上がりませんでした。外国が潤っただけなのです。
私は10~15年前はそれなりの立場で日用品を中心とするメーカー・問屋(複数の上場企業含む)と商談してきましたが、担当営業は皆そのことを嘆いていました。海外の工場(主に中国)に生産拠点を重視したのはいいが彼らの給与は全然上がっていないのです。

そして今から7~8年前くらいから中国の人件費が高騰し始め、人手不足等で工場の稼働がストップし輸入が滞り始める、という現象が起こってきたのです。結果、多くの企業がそのノウハウを中国現地の人々に教え、インフラを作ったはいいものの、最後にはそこを無償で手放すような形で他の国(タイ、インドネシア等)に生産拠点を移さざるを得なくなったのです。
私的には”失われた30年”というのは大企業が海外、特に中国に依存し、製造費・人件費を安くあげ、そこで得た利益は中国へのさらなる投資と内部留保に回した30年、そう確信しています。日本の社員の生活は適当に誤魔化し、ただただ自社の売上のみを追い続け、傍から見た空虚な繁栄を演出し続けたという印象です。現時点これだけ国民が疲弊しているのに税収は過去最高を記録しているのですからねえ。。

結果、コロナ過やウクライナ問題で世界の生産・物流が滞り始めると価格を維持できなくなり在庫確保も同様、日本の各業界の生産体制はにっちもさっちもいかなくなった、そう思うのです。本来まだ景気がいい時に少しでも社員の給与の底上げを図っていれば、消費する側の国民はこの物価高にもなんとか耐えることが出来たはず。
大企業、及びここ30年力を伸ばした新興企業はしっぺ返しを食らって、売り上げ減に直面しているとしか思えません。なので、日本が貧しくなってしまったのは彼ら(大企業の経営者)に大きな責任がある、と思っているのですが、その状況を静観してきた政治家にも同じくらい責任があると思うのです。(これは与党も野党も一緒!)
で、そもそもですね。政治家って政治のプロであり、それなりに優秀な人が揃っている、一応そういうイメージを持っていたわけですが(優秀という定義をどう持つかによりますが)正直、特に今の内閣の閣僚に鎮座している連、、、いや先生方はただ単に支配欲と承認欲求が強いだけのどこにでもいる扱いづらい高齢者にしか見えません。どこをどう見たって優秀な方々には見えません。
そして、この先生方を操っている?官僚のの方々は一般人には足元も及ぶべくないエリート集団、、、となっていますが、果たしてそうか?エリートならばなぜ30年の間日本の凋落を指をくわえてみていたのか?更にはSDGsやLGBTを声高に叫ぶ人たちは、特定の”ルート”に乗りたいんだろうな、そう思わずにはいられません。

あの何とか幹事長なんかに国民を引っ張れるリーダーシップがあるのか!?大衆の生活を理解できる能力があるのか?ただただ前例に従って物事を進めるしかできない堅物の高齢者にしか見えない!外務大臣のみ実に精力的に政治活動を行っていますが、見ている方向の大半が外国、特に中国に向けてにしか見えず、ほぼ中国の●●●同然!どうしてこんな人々に日本人の今の生活、未来が左右されなきゃならんのか?と愕然とする訳です。
そしてその頂点に立つトップのあのお方!そもそも自民党の議員が勝手に選んだ党首な訳であるのですが、この人が以前から国民に支持されていたとは思えない、ずいぶん前からマスコミ間では何故か人気があったようですが、一般人にとっては「何考えているかわからないキモいおっさん」なのではなかったでしょうか?
「マスコミに人気がある」という事は、マスコミがコントロールしやすい人物だったのでしょう。高市早苗さんが、マスコミにやたら叩かれるのは、「マスコミにとって都合が悪いことを言っているのだろうな」という事が容易に想像できるのです。
しかし総理になって以降、何か国民の為になる事を成したのか?相変わらずノラリクラリとスピード感の無い言い方で願望だか、希望だか分からない言葉を繰り返すのは、、、まあ予想通りと言えば予想通りです。この人には「集中砲火を浴びても自分の意思を明確に表明し貫きとおす」「批判を受け総理の座を降りることになっても、国民の為になる事をやり通す」そんな感覚は皆無なんだろうな、とつくづく思うのです。実に味もそっけもない男です。

私自身でいえば、これまでの選挙はほぼ投票に行っておりますが、その多くを(全部ではない)自民党に投票してきました。しかしかといって自民信者ではない!それは「自民党しかない!」という前向きな気持ちではなく、「自民党以上にうさん臭い野党よりまだマシ」というかなり後ろ向きな気持ちからです。
そんな中でも安部さん、安倍晋三氏には強いシンパシーを感じてきました。その大きな理由は私が大病に罹ったことがやはり難病と闘ってきた安部さんには共感を持ったからかもしれません。質の悪い野党政治家から病気を揶揄されながらも毅然とリーダーシップを取り総理を務めたことは人として大変尊敬できたからです。憲法改正がうまく進まなかったのは私としては大きなマイナス点なのですが、明らかに「国のリーダー」としての威厳がありました。あーだこーだ言う人は山のようにいましたが私は好きでした。

しかしもう今の自民党はロクな人材が残っていません。議員立法を未だ提出0の甘々イケメン(?)お坊ちゃまを総理に祭り上げようとするくらいだからどんだけ国民を舐めてるのかと、、、今度の参議院選挙もあの大仁田厚にまた声をかけるとか。。。。

今、日本は非常ベルが鳴っていると思います。エンゲル係数が爆上がりしている現在、私の記憶を遡っても日本がこれだけ困窮した時代は無い!それが、震災だったり大豪雨だったりしたら目に見えて分かりやすいのですが、外国からの”侵略”及び国民の貧困、可視化しにくいこの状況を危機と捉える能力がない人たちが今の自民党の先生方々だと思います。前例に従って行動することしかできない彼らには、官僚の顔をチラ見しつつ、次の選挙、自身の選挙区の動向を考える事しか頭にないとしか思えません。
こういう人たちは全てお引取りしてもらわにゃならん!つくづくそう思います。民主党政権時は「自民党にお灸を」という感覚でしたが、普通の感覚であるなら「こいつらはホントヤバい。お灸とかそういうレベルの対処では国家の利益を損なう」と感じると思うのです!「日本を引っ張ってきた」というのは幻想なんです。
外国からの日本の印象として「国民は一流、リーダーは3流」とよく言われます。失われた30年の間、日本がなんとか持ちこたえてきたのは勤勉な国民が必死で踏ん張ったからです!私を含めて!大企業のトップ、そして政治家の先生たちはそれに胡坐をかいてニヤニヤ笑って蓄財してきたのですよ!
お前、噛みつかないのか!
ホントそう思いますよ!減税の問題であっても、「財源がない!」と言いつつ、何故か外国に行っては国民の税金をばら撒き、代替案を提示するわけでもないのですからね。国益に興味がない総理は要りません!

今日はこんなところです。それでは、また。