こんにちは、みやけです。
今回の話は特にメッセージ性のあるものではなく単純に日常生活の愚痴を述べただけのものです（笑）
私は来月に引っ越しを予定しています。現在住んでいる福岡県大野城市というところから車で15分くらいのところにある春日市というところに住まいを変えます。春日市は大野城市同様福岡市近郊に位置するのベッドタウンです。
既に新居のカギは入手しましたので引っ越し前になるべく荷物を移動しておこうとマイカーで夏服やアルバム等直ぐには使わないものを中心に自身で移動を始めました。もちろん退去する賃貸マンションの不動産屋には通達済みです。
その作業を始めたばかりの先週の日曜、引っ越し先のマンションからまだ居住中のマンションの元に夕方4時頃に帰ってくると、私の駐車場（マンションの建物下1階部分）に見知らぬ他県（隣県）ナンバーの黒のトヨタのセダンが停まっていました。もちろん見知らぬ車です。
明らかに無断駐車です。初めは新しく入居してきた人が間違えて止めてしまったのかなと思いました。良くない事とは思いましたが、マイカーのクラクションを何回か鳴らしてみました。私の今住んでいるマンションはこじんまりした6階建てマンションなので敷地内でクラクションの音がすれば必ず室内に聞こえるはずなのです。
しかしいくら待っても何の反応もありません。やむなく建物を管理する不動産業者に連絡してみました。入居手続きを完了した人なら、そのナンバーは不動産屋が管理しているはずだと思ったからです。しかし、、、返ってきた答えは「そのナンバーは入居者登録されていません」との事！となると打つ手はありません。どこかの部屋に訪問した来客が勘違いで止めている可能性もありますが、、、そのセダンがゴツイ車種の為私は嫌な予感が走りました。
不動産屋曰く「登録がない以上、こちらに対処できることは無い」との事。確かにそうです。更にはこのような場合、警察に来てもらい状況を確認してもらった方がいいとアドバイスされました。私はもう15分以上マンションの駐車場敷地内でいつでも移動できるよう待機していました。実に情けない状況でした。
助手席に座っていた妻が警察に電話すると10分ほどでバイクに乗った警官がやってきました。派出所はマンションから10分くらいのところにあるのです。事情を話しましたが、「車の強制撤去等の行動は一切できない、これは民事だから」との事。
部外者であるならマンションの敷地内に入って車を止めている以上不法侵入になると思うのですが、現時点それも定かではありません。私が警官に対処法について食い下がっていると何やら、2人の中年男女が私と問題の車両に視線を向けながら近寄ってきました。私は「こいつが犯人だな」と確信しました。
男はサングラスをかけており身長はちょっと高く175㎝くらいはありそうで、中肉中背ですが少し腹は出ていました。黒のパーカーみたいな上着に下はジーンズのようでしたが、全体的にちょい悪親父っぽい感じでサラリーマンには見えず、自営業感があり勤め人の雰囲気はありませんでした。
あえて言えば前ソフトバンクホークス監督の藤本博士さんみたいな雰囲気でした。女性も同じくらいの年でジーンズ姿。少しケバくオアシスの光浦さんをきつくしたような雰囲気でした。妻曰くその時の私はかなり興奮していたからか、2人は私に一瞥を向けただけで警官と話を始めました。
その男は私に頭を下げる仕草を見せる事もなく警官と会話を始まました。その尊大な雰囲気、仕草。。。「ああ、これはなるべくかかわりを持たない方が良い人間だな」と強く感じました。事情を聴かれている立場でありながら、顎を上げ目を細くし、口を曲げながら断片的に言葉を発するその態度、、、誠実という文字がこれほど似合わない人間はありません。
私は会話の中には入りませんでしたが、警官から聴いたその男が駐車した理由はあきれるしかありませんでした。
彼ら２人は私のマンション付近での賃貸物件を探しており、私の住むマンションの部屋について、管理する不動産会社（先ほど電話した不動産屋）を訪ね、説明を受けたようです。その際「まだ住人は居住中」との説明は受けたようなのですが、その男は「住人はもう退去して空きの状態」と勝手に思い込んでしまったようなのです。
不動産屋から私のマンションまで徒歩５分くらいですので、商談の後マンションまで連れてきてもらい、外周を歩いて回った後帰ったようです。そしてその後近くにある別の不動産屋を２件ほど訪ねる予定だったようなのですが、「私の物件は空き家なのだから駐車場も今は誰も使用していない状態、だから一瞬使っても問題ないだろう」と勝手に判断したようなのです。
ということで、最初は近くの有料駐車場に停めていた自分の車を私の駐車場に移動して駐車し、他の不動産会社の物件の説明を受け、それが終わりここに戻って来たという訳らしいのです。ちなみに私が自分の不動産屋に電話した際、不動産屋はその男の存在にピンと来てもよさそうなものですが、対応したのが別なものだったため、この短時間では結び付けられなかったようなのです。
しかしまあ、この男の厚かましさ！全く悪びれる様子もないし、明らかに「勘違い、勘違い、どけばいいんだろう」という雰囲気がありありと感じられました。連れの女性も不機嫌そうに体をゆするだけでバツの悪そうな雰囲気はありません。正直「話が通じない人間だ」と思いましたね。
そしてこういう場合って、この”加害者”を罰するのは中々難しいらしいですね。仮にドライバーが全然姿を現さなかったとしても「強制撤去＝レッカー車での移動」なんてことを出来る権利は無いようなのです。妻の短い時間の中でネットで検索していましたがどうもそうらしい。そういえば近くの中型規模のイオンの駐車場に何日も違法駐車している車があり、店の人から警告文的な貼り紙をベタベタ貼られていたっけ。。。
本人はこの事を知っていたのか？それとも知らなかったのか？今となっては知るすべはありません。しかし態度といい、説明の内容といい、モラルのハードルが恐ろしく低く何を抗議しても私と話がかみ合う事はないだろうな、と強く感じました。
芸人の千鳥の大悟が、法的にグレーな行動ばかりしている人の事を
捕まっていないだけの犯罪者
とよく表現していますが、正にそれだなと感じました。ただ単に罰する法律がないだけで、私のような善人？にとっては犯罪としか思えない行動を普通に選択してしまう輩な訳ですね。警官も「賠償させようと思うなら民事で裁判を起こすしかない」と回答でした。
しかし私とこの男を比較すると私ばかりが不利な状況にあります。警官はこの男の身元は確認したようですが、私にはその詳細は教えてもらえませんでした。なので私は相手が誰だか分からないのですが、相手には私の住所（いずれ退去しますが）、顔、車の車種はバレています。
今はおとなしくしていても、後から今日の事を根に持ち、何らかの嫌がらせをしないとも限りません。私は警官に対して「もし今後私の身辺に嫌がらせ的な状況が発生したら、この男の身元を開示する事に協力してほしい」と頼むと「状況によるが相談には乗る」という事で、私はそれで話を終える事にしました。
男は警官からの尋問が終わると、自分の車に連れと一緒に乗り込み、直ぐにでも帰りたそうにしていました。しかし私は自分の車を相手の車が出ていけないような位置にわざと停め警官と10分ほど話し込みました。私の精一杯の？抵抗でした。
相手が何か言って来ればどくつもりでしたが、流石にそれにクレームをつけることはありませんでした。10分後私は警官との話を終え、自分の車に乗り込み車をどけると、相手は直ぐに自分の車のエンジンをかけ発車、私の車の横をすり抜けどこかに去っていきました。私に頭を下げるわけでもなく、威嚇する訳でもなくただただ無表情な面構えでした。
・・・・・これが私の無断駐車被害体験ですｗ。凄く腹立たしいですし、後から逆恨みしてくるのでは？という気持ちの悪さもあります。SNS等で調べるとこの手の無断駐車にはみなつくづく嫌な思いをしているようですね。私の場合一日の生活を終わろうとしている時にこんな目に逢いましたので疲労度は半端なかったのです。
でもしかし、こんな奴にはいくらこちらが理路整然と相手の非を突こうとしても全くその気持ちは届かんのですよ！いわゆる”ゴムの壁”というやつです。
この手の奴は関わらないに限る！出来事も忘れるに限る！
どうせ今後ろくな目にあわないでしょう！（笑）
今日はこんなところです。それではまた。
能登半島地震 私の物流論