松っちゃん!やることが出てきたじゃない!

こんにちは、みやけです。今回は松本人志さんのスキャンダルについて私の意見を書いてみたいと思います。

8年前の合コン?に参加したの女性の告発を掲載した週刊文春に対し、松本さんは”闘う”事を表明。文春側は次々に続報を打つ中、松本さんは裁判に注力する為芸能活動を中止するという、ジャニーズ問題を上回るような大事となっています。

このブログにも何度か書いていますが、私は松本さんの大ファン。色々と思うところはある訳です。まずはその事を箇条書きにしてそれから色々説明していきたいと思います。

① なんで文春はあんな偉そうにしているのか?

文春の記事を全て読んだ訳ではないのですが、大方の内容は「報道の自由を貫き庶民の知る権利を満たしたい」とかいう高尚なものではなく、ただひたすら興味本位で松本さんの私生活を暴くことが焦点となっており、覗き見以外の何物でもない。

更に追従を始めた写真週刊誌の記事に至っては松本さんの性癖を暴露して本を売る事が目的としか思えず不愉快極まりない気持ちで一杯です。それぞれに記事には「被害女性」が存在し、これらの記事に疑問を挟む事は即ちセカンドレイプにつながる、というような反論しにくいロジックの雰囲気もあり、松本さんはノーガードでボコボコにされている印象です。

仮にこれらの記事が全て真実だたっとしましょう。ひどい話だと思いますし、松本さんや関係者達が何らかの”制裁”を受けるのも仕方が無いかもしれないと私は思うのですが、それだったとしても一連の報道はやりすぎです!

被害者を助けたい」というよりは「松本人志を潰したい」という意思を強く感じます。特にフライデーの記事に至っては真実云々の前に画像のイメージのインパクトだけが強烈に一人歩きしています。正直な話、松本さん個人やその周囲の方々の精神状態が心配になりますし、最悪に事態さえも考えてしまいます。

通常のルートで販売されている書籍で掲載する内容であるのか?と強く憤りを感じます。一応先に言っておきますと、私は松っちゃんのファンです。だから庇っているという訳でもなく、例えこの対象が渡しが嫌悪する人であったとしても流石にやりすぎだと思います。

一般社会で暮らしている人は実感していると思いますが、近年仕事や知人間において、相手の行為に納得できないことがあったとしてもそれに対して「強い言葉」を発する事は極力回避しなければならなくなってきています。

しかしその逆、SNS上においては、相手を痛めつける言葉のチョイスは激化する一方であり、相手を納得させることより、相手を叩き潰す事に重点を置くやり取りが目立ちます。「論破」などという陳腐なワードで表現する人もいますが、こんなのはコミュニケーションでもなんでもありません。

これまであまりに松本さんが「一見無傷」で芸能生活を送ってきた反動か、松本さんへの報道、そしてそれに乗っかったSNSの声はあまりに強すぎます。いくら大義名分があったとしても、それは筋の通った論理的な言葉で表現すべきであるべきです。

この結果、松本さん個人でなく周囲にどんな悪影響を与えるか想像できないのでしょうか?罵声・批判・嘲笑であったとしてもそれを公に晒すのであれば、いったん咀嚼してからUPすべきですよ!

② まだあんな飲み方していたの?

私は今回の報道において、松本さんの反対側に立ち「松本人志には失望した!」などと言うつもりは無いのですが、それでも呆れたのは事実です。ご存知の方も多いかとは思いますが、松本さんが20代後半~30代前半くらいは報道にあるような飲み方をしていたのはよく報道されていましたし私も認識していました。

「具体的にどんな?」と聞かれたとしても私の記憶が全てになり確定的なことは言えませんが、松本さんの周囲の親しい人間が、松本さんの好みにあった女性を集め、コンパをセッティング。松本さんは自分で動くことは無いのですが、取り巻きの者のかなり強引なやり取りの中最後は松本さんが最も美味しい思いをする、というものです。

今回はスピードワゴンの小澤さんたむけんさんパンクブーブーの黒瀬さんの名前が挙がっていますが、単純にそのメンバーが少し若返っただけで、構図はほとんど変わっていないのだなあという印象です。

「飲み会」そのものに焦点を絞れば、個人がプライベートで自分の金を使ってどんな飲み方をしていようがあーだこーだ言われる筋合いはないのかも知れません。それは松本さん本人だけでなく周囲の人やファンの方もそう思うかもしれませんが、、、いや!60過ぎてそれはないですよ!

最終的に女性とSEXする事だけを目標に、思ってもいないセリフを並べ立て女性を宥めすかし、あるときは脅して騒ぎ立てる。。。。もちろん若い時の性欲というのは大変なものがありますが(笑)年を重ね40代、更には50代になればそれだけに全神経を注いで行動するのは疲れるし、空しくなるし、子供じみていると感じるようになるはずですが。。。。

そうなんです!良い年していつまでも若い女の子を追いかけないと気がすまない人は幼児性が抜けていないんです!話はズレますが、芸能人で年が20も30も年下の若い女の子を妻にされる人が結構いて、外部はその人のことを「絶倫!」とか「うらやましい!」とか賞賛しますが、私はいつも「この人も精神年齢が低いんだなあ」と思ってしまいます。

本来、動物のオスはその種においての生殖適齢期を越えると、自分の子供くらいの異性に対しては、「性の対象」と見るよりは「守るべきか弱い若年層」と捉え始めるものなのです。あ、これは人間だけでなく哺乳類にも当てはまるのです。そうでないとオスはいつまでも若いメスを押し倒そうとするわけで、そうならぬよう自然の摂理として捉え方が変わってくる。

しかし物事にはかならず例外が発生するわけで、人間の場合何らかの自身の生まれた環境と生きる家庭で自身を省みる機会を逃してしまうと幼児性が拡大し、精神年齢が幼いままの中年になってしまう場合があります。いつまでも若い人に目が行く人は当人が「若い」のではなく当人の精神も「こども」なのです。

伝えられてえる報道が全て真実とも思っていませんが、全体像から判断しても松本さんがひたすら若い女性を追いかけ、周囲からの賞賛を生きる糧としてきたのは大方合っていると思います。人は中年に指しかかったどこかで自身を省みらざるを得ない状況に追い込まれ、それを乗り越えることで本当に成熟した大人になっていくものですが、今回の行動そのものが松本さんがそうしてこなかった軌跡を顕しているようで寂しい気分ですね。

60を過ぎてその事に直面すると相当きついものなんですよ。気になるのは文春の一件が8年前の話であるということ。私としては今も同じ事をやっているのか?女性の告発とは関係ない話になるのですが、ここはかなり気になりますね。

ただしかし、この指摘はただただ松っちゃんを批判したいわけではなく③の話につながるわけです。

③ ビートたけしさんとの対比

松本さんとしては一番言われたくないことかもしれませんが、この一連の報道を見ているとビートたけしさんの「フライデー襲撃事件」を思い出さずにはいられません。特に警察からの拘留が解け、釈明の記者会見をたった一人で行い、見事にそれをエンターテイメントに昇華したたけしさんの人間としての懐の深さは驚くべきものがあります。

ビートたけし フライデー襲撃 記者会見」で検索すれば直ぐに出てきますので、イチイチUPしませんが、まだ30代のたけしさんの貫禄、地頭のよさ、怖さ、お茶目さにホトホト感心します。私は当時20歳くらいで、その時も凄いなと思いましたが、今見返しても別の面の凄さを嫌でも感じることになります。

今よりはるかにたちの悪い芸能リポーターの極めて挑発的な質問に対し、ほとんど即答で言葉を返しているのが凄い!後から見返しても整合性が取れている。こんな緊迫した場面でこれだけ冷静な対応なんてそうそう取れるものではない!

なぜか!たけしさんは自分の気持ちとして

暴力に訴えことは良くない。それは分かっている。しかし愛するものが傷つけられ(愛人が強引な取材を受け怪我を負う)たのでこうせざるをえなかった。もちろんこの件に関する制裁・処分はしっかり受け止める。

という事がしっかりセットされているからだと思うのです。自分をごまかそうとしていないし、この場に及んで何かの駆け引きをしようとしていない。自身をしっかり見つめて自分が何物であるか?自分が本心動考えていたのか?しっかりわかっているから、何を言われてもブレがないし、言葉に詰まることがない。簡単なようで早々出来ることはない!

レポーターは如何にしてたけしさんを怒らそうとしているのですが、殿はその手にはならない。感情を露わにすることはない。しかし節目で節目で陳腐な質問に対して「ああ~~っ?!」と凄みを利かせるシーンは実にかっこいい!

しかも「俺は大塩平八郎じゃないんだから」と芸人らしくしっかり笑いも入れてくる。お茶目さ・色気。両サイドの弁護士・関係者が話し出すとぜんぜん面白くないのですがw、たけしさんが話し出すと誰もが何らかのツッコミを入れたくなる実に深みのあるトーク。謝罪会見なのに極上のエンターテイメントに仕立て上げているその能力は惚れ惚れします。

やはり、これはたけしさんが日々お笑い以外の部分でも色々なことに興味を持ち、知識を構築して積み上げた人間力の深さからなし得る者だと思います。これは”天才”には出来ないでしょう。努力したものだけがなしうるものだと思います。

私のようなド素人に言われたくはないでしょうしファンも怒るかもしれませんが、彼が努力していないと断罪するつもりもないのですが、正直松ちゃんに不足していたものは、この「お笑い以外の知識」「人間しての深み」だったように思うのです。

やはり、文春報道直後のSNSでの「事実無根なので戦いま~す」「ワイドナショーでま~す」等のコメントを雑に発してしまったのが後々まで響いているとしか言いようがない。多くの人が指摘していますが、初動でうまく立ち回っていれば、いくら文春が第2弾第3弾を発したとしても防ぎようが合ったと思うのですが。。。

松本さんは年が明けてからは、一切心情に関するコメントを発していません。そして数年前から「やることはやってしまったので何年か後には引退したい」と盛んに言っていたのでこのまま引退するのではないか?と見る向きもあります。

実際にどうしようとしているのか?それは本人にしか分かりませんが、私から見れば逆に大きな目標が出来たのではないか?と思います。

異論はあるかと思いますが、松本さんは異様ともいえるお笑いの能力があったと思いますが、その傍ら精神的な未熟さも同居していたと思います。もっともそれが魅力を後押ししていた部分もあるとは思いますが。

本当に、本当に、本当に大きなお世話かもしれませんが、この機会に自分を見つめなおし、成熟した松本人志に脱却するのが大逆転への数少ない道しるべだと思います。冗談でもなんでもないですが、還暦過ぎて自分を見つめなおすのは遅くもなんともない!

松本さんのような承認欲求の強い人間が、こんなにも罵声・嘲笑・批判を浴びながらそれをそのままにしたままで世間の前から消えるなんてのは耐えられるはずがない!

繰り返しますが「反省」ではないのです。「自分を見つめなおし、自分が何物かしっかり認識し、自分の言葉を発せる」ようになればいいのですよ!なんだか宗教家みたいな怪しい物言いになってしまいましたがw、心からそう思います。

私なんぞがこんな事を言って本当に偉そうで申し訳ないですが、松っちゃんなら出来る!そして更にビッグな存在になり得るはず!そう信じてやみません。

この先この一件がどうなるかはわかりませんが、何とかまた復活してほしい。強くそう思うしだいです。それでは、また。

ビートたけし!理系と文系の二刀流で天下を取った男

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール