9年ぶりドーム野球観戦。ソフトバンクホークス 川瀬晃 サヨナラ打!

こんにちは、みやけです。

ゴールデンウィーク真っただ中ですが、私は昨日及び今日、そして木・日のみ休日でありほぼほぼカレンダー通りの休日。思えば現職は小売店の本部勤務、前職も小売店相手の問屋にいたので、あまりGWで長期休暇を取った事は無く、逆に物流に関わる事が多かったため、荷物が付く付かない、で毎年ピリピリする期間な訳です。

そんなわけで、昨日は”みずほpaypayドーム”(旧paypayドーム)ソフトバンクホーク対埼玉西武ライオンズ戦の野球観戦に行ってまいりました。

一時ほどの熱はないとはいえ、元野球少年の私はそれなりにホークスファンではあるのですが、実はドームでの野球観戦は9年ぶりだったのです。7年前に血液のガンにかかった為免疫力が落ち、人の多い場所は極力避けて暮らしていたためそうなったのです。筑後のたまスタは何度か行っていましたが。。。

病気がある程度回復するとコロナ過がありあましたし、昨年は母の死や実家売却がありとても趣味に時間を取る気になれず、ようやく昨日プロ野球観戦が出来る状態になったわけです。前回観戦時は内川やマッチ中心のチームだったっけ。。

そして思えば、福岡市の文化の中心”天神”を歩くことさえもそれくらい期間が開いていたのです。その間、東京や広島旅行、福岡でのジュリーのコンサートに行ったりはしていましたが、天神は通過しない経路で行動していたので、結果的にそのような状態になりました。段々とかつての自分を取り戻していっているのだな、と感慨深い一日となりました。

ドームに行く前にですね、天神の福岡大丸”燃える闘魂 アントニオ猪木展”が開催されている(入場無料)と聞いたので、寄っていきました。初見の資料は無かったのですが、原版の写真を見るのは興味深かったですし、まだ11時前だったにもかかわらず、既に20人以上に入場者が集まっていました。流石猪木さんです。

そしてチャーターバスで球場入り。本日は”スイーツ半額””パンフェスタ”等のイベントが開催されている為か、12時にはかなりの人だかり、ネーミングライツで”みずほpaypayドーム”に改名されての初戦だったわけですが、この命名には「ミズペイ・ドーム、、、、水原一平ドーム?」とうイジリが通行人のあちこちから聞かれました(笑)。

”スイーツ半額””パンフェスタ”か各店舗凄い人だかりでしたので購入は断念しました。しかしハーゲンダーツのアイスクリームについては売り子の人から買っても良かったためそちらで購入しました。(440円→220円)

そして楽しみにしていた弁当購入。各選手プロデュースのお弁当は魅力的でどれを食べるかギリギリまで迷っていたのですが、、、、

ドーム型の容器に入った”元祖ドーム弁当”というものが本日限りの限定特別価格1000円で売り出されていたのでそれを購入しました。このおかずの内容で1000円は大変リーズナブル!味も美味しかったです。普段は団体用に提供しているのだとか。。。なんか昔食べた記憶もあります。

さてさて試合です。連休初日という事もあってか、観客は超満員!若い子供連れの家族の姿が目だちました。試合前のイベントも以前に比べてかなり増えましたね。スコアボードの液晶画面を使っての派手なスターティングメンバ―発表は前からありましたが、ホークス選手が初回に守備に就く際、派手にスポットライトを浴びて紹介されるのは初の体験でした。

ちなみにレフトスタンドには大勢の西武ファンが詰めかけており、私の席は3塁側内野席。埼玉のベルーナドームでは山川へのブーイングが凄い!という噂でしたが、昨日は特にブーイングは起こっていなかったですね。ただし山川が凡退すると大拍手でしたが。。。

両チームの先発ですが、ホークスはモイネロライオンズは今井です。両投手正直それほど出来は良くなかったのですが、要所要所を抑えて無得点のイニングが続きました。ホークスは好調ですが、ライオンズは山川の後釜として期待されていたアギラー、コルデロがいまいちなので特にここ1週間は戦績がボロボロ、、、ホークスが勝つだろうとは思っていましたが。。。。

先制したのはライオンズ。1番に起用された金子の打球はフラフラッと上がったと思ったらレフトラッキーゾーンギリギリでスタンドインしてしまいます。とてもホームランになるとは思えませんでした。

かつての盗塁王だがここ数年はイマイチ、、、のイメージが強く長打力にはあまり期待されていない金子に一発を浴びてしまうのですから、、、ボール先行でしたし、モイネロの調子はやはり良くなかったと思います。しかしそれでもその後は丁寧に投げ相手を0点に封じ込めます。今井も球の切れは今ひとつだったと思いますが、それでも決定打をホークスに打たせませんでした。

そして迎えた7回、先頭の栗原が四球で歩き、ウォーカーが凡退後、甲斐には送りバントを命じ成功、2アウト2塁とし、9番牧原の代打に中村晃!小久保監督は勝負をかけてきます。今年のドームでは扱いが不遇となっている中村が登場すると大歓声が起こっている、と聞いていましたが実際その通り!正直眠たくなる試合展開で、モスバーガーまで出向いてアイスコーヒーの大盛りを飲んでいた私ですが、この時ばかりはドームの雰囲気が一気に変わりました。

中村は追い込まれますが、4球目を引っ張り打球は1,2塁間をしぶとく抜けます。2塁からランナーが生還するには微妙なタイミングでしたが、ライトの送球が逸れ、栗原が一気にホームイン!1-1の同点となり試合は振り出しに。場内は大歓声です。

その後、両チームのリリーフ陣が踏ん張り、試合は延長戦へと突入。10回のライオンズは未だ防御率0.00の4番手津森を責め立て、1アウト1塁から1番金子がライトへの大飛球を打ちます!抜けたか!と思われましたたが、ライトの柳田が長身を大きく伸ばしてのジャンピングキャッチのファインプレー、これで流れが変わった感があり、ライオンズは無念の無得点。

その裏先頭の周東のレフトへのあたりはフラフラと舞い上がり、ほぼライン上でバウンドしてからスタンドイン。エンタイトルツーベースとなります。その後の今宮がきっちりバントで送り(これが大きかった!)次は3番の柳田を迎える事となります。

俊足周東を1死で3塁に置くのですからライオンズとしては相当に厳しい場面です。ボテボテのゴロでもサヨナラですから、正直私は7割がた勝利を確信しておりました。ライオンズはどう攻めるか?3つのパターンがあったと思います。ちなみに柳田の次は山川に代わって途中出場の川瀬晃(ひかる)です。

① そのまま柳田と勝負

現在ホークスで最も好調であり、バットコントロール術も高い柳田が三振する確率は低く、ヒットもしくは外野フライを打つ確率は相当に高いと思います。柳田勝負はあまりに無謀でしょうね。

② 柳田・川瀬を連続敬遠。満塁にして近藤勝負

近藤勝負もリスクが高いですが、彼の足はそう速くないので、周東の足を封じ込ませる意味でもゴロを打たせて、本塁ー一塁のゲッツーを狙う策。しかし周東のスタート判断力は異常であり、計算通り内野ゴロを打たせてもそれを搔い潜ってホームインする技術を持ち合わせています。近藤に神経を使いすぎて押し出しのリスクもそれなりにあります。

③ 柳田敬遠。1-3塁で川瀬勝負

結局、川瀬をなんとか三振に取り、次の近藤の時は内野を下げ打者との対決に専念させる策を取った訳です。もっとも現実的だったと思います。

しかし、この川瀬選手、今年のキャンプイン時は自分を鼓舞する意味でも、レギュラー今宮選手に挑発的な言動を繰り返し、ポジション奪取を虎視眈々と狙っていました。しかしオープン戦ではあまりいい結果が出ず、予定通り?今宮選手が試合に出続けているのを見るのは忸怩たる思いだったと思います。このチャンスに見事応えました!

思い切り引っ張った打球は見事ライトの頭上を越えサヨナラ打!大変ドラマチックな幕切れでした。プロ野球観戦歴50年近い私もサヨナラゲームの目撃は初です!

ちなみにこの大会、「ホークスが勝っても負けても花火の打ち上げがある」との事でしたが、サヨナラ勝ちで実に景気の良い打ち上げとなりました。ついでに煙を出す為のルーフオープンも見ることが出来ました。

いやいや、大満足の9年ぶりのドームでのプロ野球観戦でした。やはりライブはいい!今年はすこしずつ自分を取り戻していきたいと思っています。

次は5月10日のジュリーのライブ!これもまた楽しみです!それでは、また。

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